犬の平均睡眠時間は?睡眠が長い理由と寝不足の時の影響について紹介!
犬の睡眠時間はどのくらいなのかご存知でしょうか?犬はやることがなく暇なときは寝ていることが多いです。ペットが寝てばかりで心配な飼い主もいると思いますが、正常な睡眠と注意が必要な睡眠についても含めて、犬の睡眠時間について紹介します。
最終更新日2020.05.06
犬の平均の睡眠時間
みなさんは犬の睡眠時間はご存知でしょうか?
自宅の犬が寝てばかりで心配になる飼い主も多いと思います。犬はどのくらいの睡眠時間を確保したほうがよいのかを年代別にみていきましょう。
子犬
子犬は起きているときに多くのエネルギーを消費するため、一日のほとんどを寝て過ごします。
時間でいうと18時間~19時間です。
その分、起きているときは全力で遊びますので付き合ってあげてください。
また、多くのことを経験することでも疲れますので寝ているときは自分で起きるまで寝させてあげるのが良いです。
成犬
成犬は一日の半分くらいを睡眠時間としています。
時間としては12時間~15時間ほどです。
もちろん個体差はありますので、これ以上寝ていても問題はありませんが、夜起きて遊んでしまう場合は、エネルギー発散不足で朝夜が逆転してしまっているので、日中にしっかりと日光浴をしてたくさん運動させてください。
日光浴をして生活習慣を整えましょう。
老犬
老犬になると体のあちこちが痛くなり体を動かすのが億劫になるため寝ている時間も長くなり、飼い主はずっと寝てる姿に心配になることもあると思います。
寝ている時間は子犬・成犬よりも長く、増えたと感じることも多くなりますが、できるだけ日中は抱っこでもよいので外に連れて行って日光浴をさせてあげることで、痴呆の予防になります。
夜中に徘徊をする、夜鳴きをするなどの症状が出た場合は、日光浴をして朝夜が逆転しないようにしてあげましょう。
大型犬の睡眠時間は長い
大型犬は体を動かすときに多くのエネルギーを必要とすることから、小型犬や中型犬に比べると長くよく寝る個体が多いです。
特にセントバーナードなどの超大型犬は特に多く、ごはんや散歩以外の時間は寝ていることがあります。
犬の睡眠時間が長い理由
人間の場合は、深い睡眠と浅い睡眠を90分ごとに繰り返すとされていますが、犬の場合はほとんどが浅い睡眠です。
そのため、少しの物音で起きてしまうためなかなか体が休まらずに長い時間睡眠が必要となります。
飼い主はずっと寝てると感じてしまいますが、犬にとっては全然眠れてなく寝不足だったのです。
子犬は深い睡眠とされていますが、成犬はほとんどが浅い眠りです。
いきなり睡眠時間が長くなる場合は注意!
眠りには個体差がありますので、眠りが長い犬や短い犬もいます。
それは個々に違いますが、寝ているときの様子がおかしい場合は注意が必要です。
ぐっすりと気持ちよさそうに寝ている場合は問題ありませんが、いつもよりも寝る時間が長く呼んでも反応しない・息苦しそうにうつぶせで荒い呼吸・ぐったりしている・食欲がない場合は熱中症や他の病気の影響の可能性があるため獣医師に相談してみると安心です。