ボーダーコリーの性格まとめ!オス・メスで変わる?どういう人におすすめ?
今も昔も人気のボーダーコリーは、「最も作業能力が高い犬種」「最も知能の高い犬種」といわれています。そんなボーダーコリーの性格や、オスとメスの性格の違い、そしてボーダーコリーをおすすめできる人がどういう人なのかを検証し、詳しくご紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
ボーダーコリーの一般的な性格
まずは、ボーダーコリーの一般的な性格をお伝えします。
犬種ナンバー1の賢さ
おはよーございます!
— マリンまま (@Alex_love131) August 12, 2019
アレチェリー地方今日は風が有りません… でも日陰は涼しい🎵#ボーダーコリー pic.twitter.com/QIdrPXU9tP
ボーダーコリーは、もともとスカンジナビア半島からイギリスに持ち込まれたトナカイ用の牧畜犬と、イギリスの在来犬種が交配し、「牧羊犬」として用いられたとされています。
そのため、追いかける羊に対してストレスを与えることなく、羊の群れを追い込むためのコントロールの仕方が判断できるなど、状況判断能力に優れています。この判断能力の高さは、動物的というより、人間的な知能に近い賢さを感じさせるといわれています。
活発的な性格
牧羊犬としてのボーダーコリーは、足場が悪かったり、急斜面の多い山岳地帯で活躍していたため、高い運動神経とエネルギーにあふれています。そのため、フリスビーやアジリティといったドッグスポーツ競技でも大活躍するなど、とても活発的かつ好奇心も旺盛です。
家族に対して愛情深い
愛情を注いでくれる飼い主に対して、その愛情に応えようとする従順な性格を持っています。一方で、見知らぬ人に対しては、あまり自分から近づこうとしません。
しっかりとしつけができれば、飼い主や家族の動きや声の大きさなどで状況を察知し、家族を大切にすることができます。
人とのふれあいを好む
「牧羊犬」としての歴史が長かったことから、ボーダーコリーは、他の犬と交流するよりも、人とのふれあいを好む傾向があります。もちろん個体差はありますが、「いつでも飼い主と一緒にいたい」と思う性格です。
ボーダーコリーの性格の長所・短所
ボーダーコリー性格の長所
- 頭がいい。状況判断が非常に得意。TPOをわきまえられる。
- 作業することが好き。家族大好き。高い運動能力。
- 律儀。まじめ。
ボーダーコリー性格の短所
- デリケート(アレルギーになりやすい)
- 音に敏感。臆病。
- 頑固。負けず嫌い。
賢くもあり、運動能力も高いボーダーコリーですが、飼い方やしつけ方次第では、素晴らしい家庭犬から、凶暴でとんでもなく扱いにくい犬になる可能性も秘めています。すなわち、誰でも簡単に飼える犬種ではありません。
ボーダーコリーは、知能がかなり高いぶん、人を見る目にも長けています。そのため、的確な指示を出してくれて、信頼できる飼い主でなければ見下すようになります。適切なしつけができなかったり、飼い主がひるんでしまうと、自分がリーダーだと認識し、「自分が家族を仕切って守ろう」となり、手に負えないような扱いにくい犬になってしまいます。
そこで、次項では、ボーダーコリーの性格から、飼うのをおすすめできる人・できない人をご説明します。