グレイハウンドとはどんな犬?性格・画像・値段・飼い方をご紹介!
グレイハウンドドッグはドッグレースで最も速く走る犬です。典型的な競争検索のスタイルをしているグレイハウンドは、11世紀のイギリスでは貴族のみが飼育することを許されていた犬です。そんなグレイハウンドドッグとはどんな犬なのか、性格や値段などご紹介します。
最終更新日2020.05.06
グレイハウンドとはどんな犬?
グレイハウンドドッグは、細身で筋肉質、無駄な肉がなく、スピード感あふれた犬種です。元々、ウサギやガゼル狩りで活躍し、典型的な競争犬スタイルをしています。
グレイハウンドと同様の体型をした全ての犬をグレイハウンドタイプと呼んでいます。
犬名のGreyhoundの意味は、毛色のGrey(灰色)という意味からという説、Great(偉大)であるという説、Greekhound(ギリシャの犬)が転訛したという説があります。
Greyhound Dog Race IN Sydney
とにかく早い!
ダミーを追いかけていますが、目で追うのが大変です。
さすが、最も早い犬種と言われているだけのことがあります。
画像
子犬
とても甘えっこな顔をしていますね。
グレイハウンドはとても臆病な犬種です。
特に子犬の頃は物や音に慣れるまで、落ち着くことの出来る場所で過ごさせてあげましょう。
少しずつ行動範囲を広げながら、環境に慣れさせていきましょう。
成犬
体つきはすっかりレーサーのような無駄のないスタイルです。
臆病な性格は成犬になっても変わらないのですが、成長するに従い落ち着いてくるそうです。
歴史
グレイハウンドの歴史は、古代エジプト5000年以前の壁画や彫刻にその原型が見られます。元々古代エジプトでは、砂漠地帯でウサギやガゼル狩りに使われていたそうです。飼育が許されたのは支配階級のみであったと言われています。
エジプトからギリシャ、ローマを経てヨーロッパに渡り、狩猟能力が注目され鹿狩りなどの獣猟犬として飼育されるようになります。
その後、ウサギ狩りが主流となったそうです。
イギリスには少なくとも9世紀以前に渡っているらしく、数々の文献、絵画、法規にグレイハウンドの名が現れているそうです。古代タイプの犬として動物学上も重要で、多くの犬種の改良に際し、グレイハウンド犬種の起源となった犬です。
16世紀イギリスでウサギを追う競技が始まり、グレイハウンドが使用されて以降、ドッグレースになくてはならない存在になります。
同じ頃、グレイハウンドはアメリカに渡り、機械仕掛けのダミーが開発され、グレイハウンドによるドッグレースがますます盛んになります。
今では、性格の良さから家庭でもペットとして飼育されています。
サイズ
平均体高はオスでは71㎝~76㎝、メスでは68㎝~71㎝ほどです。
平均体重はオスは27㎏~34㎏、メスは27㎏~29㎏ぐらいです。
レーシングタイプは原種に近く、がっしりした筋肉質で小型です。
ショウータイプはレーシングタイプに比べ体が少し大きめで、見た目の美しさに重点がおかれています。