大型犬・中型犬・小型犬の1日の散歩の回数と時間の目安をご紹介!
犬を飼っているみなさん、1日の散歩の回数はどれくらいですか?犬種や生活環境、運動量などによって、散歩の必要な回数や時間が違ってきます。愛犬はどのように散歩すればいいか、キチンと知らない人も多いのでは?犬の健康を保つのに重要な散歩について、勉強していきましょう。
最終更新日2020.05.06
犬の散歩の目的
犬を散歩に連れて行く目的は何なのでしょうか?大きく分けて4つありますので、それぞれ説明していきます。
排泄のため
犬によって、室内でトイレシーツにする子もいれば、外で排泄する子もいます。トイレシーツに排泄するようにしつけができている子であれば、室内でさせても大丈夫ですが、まだ覚えていないこの場合は外で排泄させることもあるでしょう。
しかし外でばかり排泄させていると、外でしかしないようになってしまう場合があります。すると雨などで散歩に行けないときに、排泄を我慢してしまうようになってしまうことがあります。
そうならないように、トイレシーツでもできるようにしつけておくと、将来的にも飼育しやすくなるでしょう。
ストレス発散のため
室内飼いの場合、犬にもストレスがたまってしまいます。飼い主さんが仕事などで昼間いない間、サークルの中にお留守番させておく人も多いでしょう。すると、ストレスがたまってしまい、体調を崩したり、イタズラをしてしまう原因となるのです。
そうならないために、散歩に出してあげましょう。散歩に出かけることで、外の空気を吸い、色々な刺激を受け、ストレス発散になります。
仕事が早く終わった日や休日には、たくさん散歩したり、ドッグランで思い切り走り回らせてあげたりしましょう。
運動のため
私たちは体力づくりやダイエットなどのために、ウォーキングをしたりしますよね。犬もそれと同じで、散歩に出かけることで体力や筋力がついたり、太っているこの場合はダイエットの効果もあるのです。
小型犬だと室内飼いでも十分運動ができていることもありますが、中型犬や大型犬を室内で飼っている場合は、運動不足になっていることも多くあります。運動不足は太ったり、健康を害することにもつながるので注意しましょう。
飼い主とのコミニュケーションのため
散歩に出かけると、普段お家にいるだけだと見ることができない、愛犬の新しい姿を見ることができます。自転車や車とすれ違う瞬間の反応。ほかの犬との接し方、などなど。散歩中の愛犬をよく見ていると、好きなことや苦手なことなどが分かってくるかもしれませんね。
また、散歩はしつけをすることにもつながります。飼い主より前を歩かないことを教えれば主従関係が身につきますし、ほかの犬と交流することで社会性も身につきます。
愛犬の健康状態を知るためにも、賢い犬に育てるためにも、散歩には積極的に連れていきたいですね。
犬の大きさの種類によって散歩の回数・時間が異なる
犬にはさまざまな種類がいますよね。体重で言えば、3キロにも満たない小型犬から60キロ近くある大型犬など。
これだけ幅があるのですから、散歩の回数や時間も犬によって変えなければいけません。
小型犬の回数・時間は?
小型犬といえば、トイプードル、シーズー、マルチーズ、チワワ、ミニチュアダックスフントなどがあげられます。
これらの犬は、室内での運動でも健康を維持できます。散歩は1日1回30分程度でいいでしょう。散歩しすぎは逆に、足腰に負担をかけてしまうかもしれません。
中型犬の回数・時間は?
中型犬といえばどんな犬を思い浮かべますか?柴犬、ボーダーコリー、コーギーなどでしょうか。
中型犬は、小型犬と同じように室内で飼育している方も多いですが、運動量は小型犬と同じというわけにはいきません。1回30分を朝夜で2回してあげるくらいが、ちょうど良いでしょう。