【画像あり】シーズーとはどんな犬?性格・大きさ・飼い方をご紹介!
ペットとしておなじみのシーズー犬は、その愛くるしいルックスや見た目で昔から大人気の犬種です。今回は、そんなシーズーの性格や大きさ、また飼い方などをご紹介し、シーズーの魅力を存分にお伝えしていきます。シーズー好きの方必見ですよ!
最終更新日2020.05.06
シーズーとはどんな犬?
シーズー犬は、チベットが原産国のペット犬「ラサ・アプソ」と、中国産のペット犬「ペキニーズ」を掛け合わせて作られた小型犬です。
大きな瞳と、あちこちに跳ねた鼻の周りの毛が特徴で、その様子が菊の花に見えることから、「クリサンセマム・ドッグ」とも呼ばれています。
シーズーの画像・写真
子犬
こちらの子はまだ生後数か月の子犬シーズーです。ぬいぐるみのような可愛さですね。
成犬
こちらのシーズーは兄弟だそうです。10歳と8歳だそうですが、全然そんな年齢には見えませんね。
シーズーの歴史
さきほどもお伝えしたように、シーズーの起源は、チベットの「ラサアプソ」と中国の「ペキニーズ」が混血したものです。古くから中国と密接な関係にあったチベットの統治者は、ラサアプソを「魔除け」として中国の皇帝に献上する習慣がありました。一方、当時の中国宮廷では、既にペキニーズが飼育されていたため、同時代に共存したこの両者を交配させ、「シーズー」の原型を作った、という説があります。
シーズーは、「中国三大悪女の一人」として有名な西太后(1861~1908)の時代において特に寵愛されていました。一部の個体はヨーロッパに渡ったものの、ほとんどは王宮で飼育されていたといわれています。しかし、1950年代に共産主義革命が起こると、「犬の飼育は退廃の象徴」とみなされ、シーズーを含めた大量の犬が虐殺されるという悲しい状況になりました。そして、シーズーは絶滅寸前まで追い込まれてしまいました。
現在、世界中に分布しているシーズーは、革命以前の1930年代に、ヨーロッパに渡った一部の個体の子孫たちです。誕生後しばらくは「ラサアプソ」として分類されていましたが、1935年、イギリスで犬種クラブが発足されたことを機に、シーズーとして独立し、現在に至っています。
いつの時代も、人の犠牲になるのは犬や猫を始めとする、ありとあらゆる動物や生物たちです。それまで寵愛されていたのに、一変して虐殺とか許せない事実ですね。ちなみに、シーズーの犬名は、中国の空想上の動物「獅子」の中国語発音「シーツー」に由来しています。中国では「西施犬」とも呼ばれています。
大きさ
- 体高
オス⇒27cm、メス⇒27cm - 体重
オス⇒8kg、メス⇒8kg
毛色の種類
一般的な毛色
あらゆるカラーが許されているシーズーですが、日本では「ゴールド&ホワイト」と「マホガニー&ホワイト」の2パターンが多くみられます。また、ゴールドといっても、濃淡合わせてさまざまなゴールドがあります。
- レッドゴールド
- オレンジゴールド
- マホガニーゴールド
- ハニーゴールド