犬連れで新幹線に乗ることはできる?料金や乗車の際のマナー・ルールについてご紹介!
『どうやって遠出をするか』愛犬家だけでなくペットを飼っている方共通の悩みのひとつですね。移動手段としては自家用車、新幹線、飛行機など色々と選択肢がありますが、実際にペットを連れての乗車は出来るのでしょうか?今回は新幹線に愛犬と一緒に乗車できるか調べました。
最終更新日2020.05.06
愛犬と一緒に遠出したい!
実際乗車出来た場合の料金やマナーはどうでしょうか?今回は新幹線での移動にフォーカスして見てみましょう。
新幹線は犬連れで乗車できる?
料金について
犬に限らず、持ち込むことが出来る小動物などのペットは全て手荷物扱いになります。
荷物1つにつき料金280円の手回り品切符というものが必要です。乗車する場合は駅の窓口にて購入しましょう。
キャリーサイズ
ペットを入れるキャリーケースやケージサイズには規定があり、これを上回るペットは持ち込み出来ません。
- 長さ70cm以内で縦横高さの合計が90cm程度のケースに入れる
- ケースに動物が入った状態の合計重量が10kg以内
ケースとの合計重量が10kg以内でないといけないとなると、中型犬、大型犬は持ち込みが難しい、出来ないと判断した方がいいでしょう。
ペットを持ち込むときの注意
サイズ内であればどんな状態でも持ち込めるというわけではありません。
キャリーケースの形状にも規定があるので注意しましょう。
- ハードケースや骨組みがあるような形状のケースに必ず全身を入れた状態で持ち込む
- ペットを抱いたままの持ち込みは出来ない
- 動物専用のものでもリュックバッグ、ドッグスリングなどのソフトタイプのケースやバッグに入れたものは持ち込み出来ない
JR西日本のHPの規定の方がより詳しく書かれており、こちらを遵守すれば間違いはないと思われますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
犬連れで新幹線に乗る際のルールとマナー
周りの乗客に配慮する
犬を連れての乗車は可能ですが、乗車時は必ず周りの乗客に配慮しましょう。
混雑が予想される時期や時間帯は出来るだけ避けたほうがお互いのために安心です。
アレルギーや動物が苦手な方もいるので、鳴き声を漏らしてしまう場合などはデッキに出るなどして特に気をつけましょう。
ペット用に座席を確保することはできない
犬は手回り品のため、犬用に座席を確保することは出来ません。
たとえ事前に人間用とは別に座席の乗車券を購入していたとしても、旅客営業規則147条により、人間自身が座っていない座席の乗車券は無効扱いになります。指定席、自由席、グリーン車全て同様ですので注意してください。
ペットの乗車位置
動物の入ったキャリーやケースを座席に置くことは原則禁止されています。乗車中は飼い主の足元に置くのがベストです。どうしてもということであれば膝の上であれば問題はありませんが、周囲の人の迷惑にならないように気をつけましょう。
通路は他の乗客の迷惑になりますので絶対に置かないでください。
里帰りや旅行に愛犬を一緒に連れていきたい!そんな飼い主さんも多いはずです。
人間だけであれば移動手段は様々選べますが、犬連れとなるとどうなのでしょうか。