猫が猫砂を食べてしまう原因と対策をご紹介!

猫が猫砂を食べてしまう原因と対策をご紹介!

ペットの猫のトイレに欠かせないのが猫砂です。しかし!なんと!なかにはこの猫砂を食べてしまう猫もいたりして、飼い主さんが頭を抱えてしまう、なんてこともあります。なぜ、猫は猫砂を食べるのでしょうか。今回は猫が猫砂を食べる原因と、その対策についてをご紹介します。

ポット
ライター

ポット

2015年9月生まれのきょうだいハチワレと共に暮らしています。この子たちの存在は何よりの活力です。そのパワーがあふれ出し、2017年12月に「愛玩動物飼養管理士2級」を取得。猫だけじゃなく、愛玩動物といわれペットについて少しでもお役に立てればと思っています。

記事の目次

  1. 1.猫が猫砂を食べてしまう原因
  2. 2.猫が猫砂を食べるとどうなる?
  3. 3.猫砂を食べないようにするための対策
  4. 4.まとめ

猫が猫砂を食べてしまう原因

現在、様々なタイプ・素材の猫砂が販売されていますが、素材によっては猫がそれを食べてしまうことがあります。特に一番食べると言われているのが、「おから」を使った猫砂です。匂いがそそられるからでしょうか、割と食べてしまう猫が多いです。

しかし、実は他にも、猫砂を食べてしまう原因や理由があります。

猫砂を食べる原因① 病気

体内に寄生虫がいる場合や、肝臓などに疾患がある場合には、猫が体調の悪さを感じて、自発的に食べてしまうケースがあります。

猫砂を食べる原因② ストレス

猫がストレスを感じた場合にも、猫砂を食べてしまうことがあります。どんなストレスかといえば、例えば、引越しで生活環境が急に変わってしまったり、なんらかの状況によって飼い主とのコミュニケーションが減ったりすることで抱えるストレスです。新しい猫をお迎えするときも、相性によってはストレスを感じてしまいます。

その状況をわかってほしい、かまってほしい、相手にしてほしい、という思いを、飼い主に伝えるために猫砂を食べる、という異常行動に走るケースも見られます。

猫砂を食べる原因③ フードの栄養バランスが悪い&空腹

十分な量のフードを与え、猫もきちんと食べているような場合でも、猫砂を食べてしまうことがあります。これは、フードの栄養バランスが悪いと感じ、猫自身が自分で足りないものを補おうとする本能がそうさせていると考えられます。

また、フードが足りない場合も、猫砂を食べてしまうことがあります。前述したように、おからが主成分の猫砂の場合、食べ物の匂いがしたり、形状もフードに似ていることから、勘違いして食べてしまう、ということがあります。

猫砂を食べる原因④ 好奇心&興味本位

たまに、猫がトイレの中で寝ていたり遊んでいたりすることはありませんか?特に子猫によくみられる行動ですが、これは何でも興味津々な月齢ゆえに、トイレそのものが刺激的な遊び場として捉えます。そこに、コロコロとした猫砂があれば、手で遊んでみたり、口にしてみたり、と好奇心が抑えられません。

その結果、口にしてしまう、猫砂を食べてしまう、という行動となっていきます。きっかけはこのような好奇心からですが、それがそのまま習慣づいて、なかなか止めてくれない、という結果に繋がっていきます。

猫が猫砂を食べるとどうなる?

猫がフード以外の物を口にする・食べることは「異食行動」です。

異常行動の一つですから、けして良いことではありません。むしろ、体に害を及ぼし、最悪命の危険にかかわることもあります。

Photo by sboneham

危険な猫砂とは?

猫砂は、実に様々な種類の物が販売されています。なかには、おがくずやおから、紙などから作られているものあり、猫が間違って食べてしまっても、急激に体調が悪くなる、ということがないように配慮された砂もちゃんと販売されています。しかし、そこには防腐剤が入っていたりするため、けして心の底から安心できるものではありません。

そして、以下の猫砂に関しては、迅速な対応が必要となります。

粘土からできている猫砂には、重化学金属が配合されています。そして、猫砂から出る細粉を吸い込むことで、それが猫の肺にたまり、肺の中で膨らんでしまいます。また、水分を含んで固まるタイプの猫砂を食べた場合は、体内の水分で胃の中で固まってしまい、食事はおろか、体内や腸内の機能を著しく低下させてしまいます。

結局、紙砂でもおから砂でもなんでも、猫砂を食べるという行為は、けして楽観できるものではありません。猫の体にとっては悪影響しかありません。次項では、猫砂を食べないようにするための対策をご説明します。

猫砂を食べないようにするための対策

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まとめ

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