猫のしゃっくりの原因は?止め方や予防法をご紹介!
猫は、ときどきしゃっくりをすることがあります。一緒に暮らしている中で、この猫のしゃっくりはなかなかな驚きがあり、また心配にもなります。なぜ、猫はしゃっくりをするのでしょうか?今回は、その原因と止め方や予防法についてご説明します。
最終更新日2020.05.06
猫がしゃっくりをする原因は、大きくわけると次の2つです。
胃が刺激されたから
以下のように、胃が刺激されたことが原因となります。
- 早食いにより、一気に胃が拡張したから
- フードと一緒に空気を飲み込んだから
- 胃の中でガスが発生して拡張したから
- 冷たい水やフード(子猫の場合はミルク)により、急に胃が冷えたから
病気のサイン
ほとんどのしゃっくりは、一時的な生理現象です。しかし、以下のような病気のサインである可能性も否定できません。
- 横隔膜周辺の臓器の腫れや腫瘍
- 消化管内で寄生虫が感染
- 喘息などの呼吸器系疾患
- 脳腫瘍や神経系の疾患
しゃっくりの予防法
本来しゃっくりとは、一時的な生理現象で起こっているため、特に何かをする必要はないかもしれませんが、頻繁にしていたり、その様子がなんとなく辛そうで可哀想だと思ってしまいますよね。
猫のしゃっくりの原因は、そのほとんどが胃を刺激することに多いようなので、その改善として、食事面での予防法をご紹介します。
食事面の見直し
さきほどもお伝えしたように、フードの早食いが原因で、胃を刺激してしまうことがあります。もちろん個体差にもよりますが、結構早食いな猫も多いと思います。もし、しゃっくりが頻繁にみられるときは、1日のフード総摂取量は変えずに、1日の給餌回数を増やすことで、一度に食べる量を少なくしましょう。早食いは吐き戻しの原因にもなりますので、色々な意味で優しい予防法です。
さらに、フードを噛まずに丸のみしてしまうのも、胃を刺激する原因です。猫はあまり噛まないといいますが、大きい粒のフードだと、胃の刺激にも負担にもなります。そんなときは、少し砕いてあげるのもおすすめです。
ブラッシングをする
フードだけじゃなく、毛玉が引っかかってしまうときにも猫はしゃっくりをします。そのため、こまめなブラッシングは欠かせません。特に換毛期のころは必須です。普段以上の毛を飲み込んでいますので、毛玉防止や毛球症予防のためにもブラッシングは大切です。
猫のしゃっくりは人間のしゃっくりよりは辛くない、と言われていますが、やはりピクピクしている姿を見るのは辛いものがあります。子猫に多いとのことで、余計に可哀想になりますよね。一時的であれば良いのですが、異常なしゃっくりの場合は迅速な対応が必要です。
本記事ではしゃっくりについてお伝えしましたが、しゃっくりだけじゃなく、普段から愛猫の状況をくまなくチェックして、いざというときに備えましょう。本サイトでは他の症状についてもご紹介しています。ぜひご参考ください。
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