猫のしゃっくりの原因は?止め方や予防法をご紹介!

猫のしゃっくりの原因は?止め方や予防法をご紹介!

猫は、ときどきしゃっくりをすることがあります。一緒に暮らしている中で、この猫のしゃっくりはなかなかな驚きがあり、また心配にもなります。なぜ、猫はしゃっくりをするのでしょうか?今回は、その原因と止め方や予防法についてご説明します。

ポット
ライター

ポット

2015年9月生まれのきょうだいハチワレと共に暮らしています。この子たちの存在は何よりの活力です。そのパワーがあふれ出し、2017年12月に「愛玩動物飼養管理士2級」を取得。猫だけじゃなく、愛玩動物といわれペットについて少しでもお役に立てればと思っています。

記事の目次

  1. 1.猫のしゃっくりの見分け方
  2. 2.猫はどういう時にしゃっくりしやすいのか?
  3. 3.猫のしゃっくりの止め方
  4. 4.猫のしゃっくりの原因と予防法

猫のしゃっくりの見分け方

猫のしゃっくりについて、まずはこちらの動画をご覧ください。

しゃっくりというと、人間のような「ヒクッ!ヒクッ!」と声に出すものを想像しますが、猫のしゃっくりは声には出ず、動画のようにお腹が波打つようになります。そして小刻みな振動をさせるので、声に出さずともそれがしゃっくりだとわかり、成猫よりも子猫に多く見られます。

猫のお腹が波を打つといえば、猫が吐くときも同じような状況になります。そのため、途中まではどちらかわからないこともあります。ちなみに、下の動画は嘔吐の場合です。

そして、咳やくしゃみとも似ています。見分け方として、以下のようになります。

  • しゃっくり ⇒ 「お腹を中心としたピクッという振動」「無音もしくはごく小さなクッというような音」
  • 咳 ⇒ 「全身を使って吐きそうな様子」「苦しそうな音」
  • くしゃみ ⇒ 「鼻から勢いよく息を吐き出す」「クシュンッという音」
  • 嘔吐 ⇒ 吐瀉物の排出
こうやってみると、なんとなく見分け方がわかりますね。動画をもう一つご紹介します。こちらはくしゃみをしている様子です。

似てると思っていましたが、こうやってみると、しゃっくりと嘔吐、くしゃみは全然違いますね。

猫はどういう時にしゃっくりしやすいのか?

Photo by martie1swart

しゃっくりは、何らかの刺激によって、横隔膜がけいれんした状態です。横隔膜とは、呼吸運動に関連した筋肉で、哺乳類にしか存在しません。そのため、魚類や爬虫類、両生類、鳥類などはしゃっくりをしません。

横隔膜は、胸腔と腹腔の境にある筋板で、呼吸する際に横隔膜を収縮させることによって、胸腔を広げる役割があります。延髄や頚神経から伸びて胸腔を通り、横隔膜に達する横隔膜神経が、なんらかの刺激を受けたことによって、しゃっくりという現象が起こる仕組みです。

このことから、猫の体内でなんらかの刺激があった、ということになります。そのなんらかの刺激については、後ほど詳しくご説明します。

猫のしゃっくりの止め方

Photo by thematthewknot

無理に止める必要はない

しゃっくりは一時的な生理現象ですので、無理に止める必要はありません。

人間のしゃっくりも気がづけば止まっているように、猫のしゃっくりも自然と止まります。それでも、気になってしまって「止めてあげたい」と思う人は、以下の方法を試してみましょう。

  • 水を飲ませる
  • 胃と肋骨の間にある「みぞおち」を手のひら全体で優しく押す
  • 喉や胸を優しく撫でる
  • 猫の体を温める
  • 舌を触り、唾液を飲み込ませる

病院を受診する

自分ではどうしようもないときは、動物病院を受診するのも方法です。

みぞおちや舌を触る行為は、いくら飼い主とはいえなかなかハードルが高いです。長時間止まらずに心配になる場合は、病院で診てもらう方が最善かもしれません。

猫のしゃっくりの原因と予防法

Photo byQuangpraha

猫がしゃっくりをする原因

猫がしゃっくりをする原因は、大きくわけると次の2つです。

胃が刺激されたから

以下のように、胃が刺激されたことが原因となります。

  • 早食いにより、一気に胃が拡張したから
  • フードと一緒に空気を飲み込んだから
  • 胃の中でガスが発生して拡張したから
  • 冷たい水やフード(子猫の場合はミルク)により、急に胃が冷えたから

病気のサイン

ほとんどのしゃっくりは、一時的な生理現象です。しかし、以下のような病気のサインである可能性も否定できません。

  • 横隔膜周辺の臓器の腫れや腫瘍
  • 消化管内で寄生虫が感染
  • 喘息などの呼吸器系疾患
  • 脳腫瘍や神経系の疾患
1日以上しゃっくりが続いていたり、嘔吐や下痢、運動障害などが見られる場合は、一時的とは思わずに、速やかに病院を受診してください。なお、上記以外にも、食事や毛玉が喉に詰まったり、ストレスや激しい運動をすることによって起こることもあります。

しゃっくりの予防法

本来しゃっくりとは、一時的な生理現象で起こっているため、特に何かをする必要はないかもしれませんが、頻繁にしていたり、その様子がなんとなく辛そうで可哀想だと思ってしまいますよね。

猫のしゃっくりの原因は、そのほとんどが胃を刺激することに多いようなので、その改善として、食事面での予防法をご紹介します。

食事面の見直し

さきほどもお伝えしたように、フードの早食いが原因で、胃を刺激してしまうことがあります。もちろん個体差にもよりますが、結構早食いな猫も多いと思います。もし、しゃっくりが頻繁にみられるときは、1日のフード総摂取量は変えずに、1日の給餌回数を増やすことで、一度に食べる量を少なくしましょう。早食いは吐き戻しの原因にもなりますので、色々な意味で優しい予防法です。

さらに、フードを噛まずに丸のみしてしまうのも、胃を刺激する原因です。猫はあまり噛まないといいますが、大きい粒のフードだと、胃の刺激にも負担にもなります。そんなときは、少し砕いてあげるのもおすすめです。

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ブラッシングをする

フードだけじゃなく、毛玉が引っかかってしまうときにも猫はしゃっくりをします。そのため、こまめなブラッシングは欠かせません。特に換毛期のころは必須です。普段以上の毛を飲み込んでいますので、毛玉防止や毛球症予防のためにもブラッシングは大切です。

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猫のしゃっくりは人間のしゃっくりよりは辛くない、と言われていますが、やはりピクピクしている姿を見るのは辛いものがあります。子猫に多いとのことで、余計に可哀想になりますよね。一時的であれば良いのですが、異常なしゃっくりの場合は迅速な対応が必要です。

本記事ではしゃっくりについてお伝えしましたが、しゃっくりだけじゃなく、普段から愛猫の状況をくまなくチェックして、いざというときに備えましょう。本サイトでは他の症状についてもご紹介しています。ぜひご参考ください。

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