雑種とミックス犬・ハーフ犬の違いは?ミックス犬は病気になりやすい?
雑種やミックス犬、ハーフ犬の違いをご存知でしょうか。分類でいうと純血種以外はすべて雑種となりますが、販売されているペットショップではミックス犬やハーフ犬と呼ばれることがあります。どのような違いがあるのか雑種とミックス犬について紹介します。
最終更新日2020.05.06
ミックス犬・ハーフ犬の種類の例
ミックス犬には様々な種類が存在します。
特に決まりのないものなので、人気で需要があるために作り出しています。
人気のあるミックス犬を何点か紹介します。
チワワ×M,ダックス(チワックス)
飼育頭数が多く、ペットショップでの販売も多いミックス犬です。
チワワと掛け合わせることで足が長くなればダックスで発症率の高い、椎間板ヘルニアになりにくい犬となります。
ダックスの垂れ耳とチワワの立ち耳の中間である折れ耳で誕生するチワックスは特徴的でとても可愛らしい容姿をしています。
マルチーズ×プードル(マルプー)
プードルのカーリーな毛とマルチーズのストレートな毛の中間で程よいウェーブのある毛並みになります。
プードルとマルチーズはどちらも毛が抜けにくいのでアレルギーの方でも飼育しやすい犬種です。
毛をカットしなければならないトリミング犬種ですので、毎月の全身カットを忘れないようにしてあげてください。
ヨークシャーテリア×プードル(ヨープー)
ヨークシャテリアとプードルのミックスのヨープーも毛の抜けにくいトリミング犬種となります。
カットが楽しめる犬種ですので、様々なカットに挑戦してみてください。
ヨークシャテリアもプードルも体の線が細い犬ですので関節の病気や骨折などに注意しなければならないMIX犬です。
M,ダックス×トイプードル(ダップー)
トイプードルも足の長い犬種ですので、程よい足の長さになれば椎間板ヘルニアの発症率を下げることができます。
見た目はマルチーズに似ていますが、毛が少しウェーブしていて可愛らしい見た目をしています。
毛色はバリエーションが豊富です。
ミニチュアシュナウザー×プードル(シュナプー)
ミニチュアシュナウザーとトイプードルはどちらも賢く、しつけが入りやすい犬種のため、子犬の頃からしっかりしつけをおこなえば飼い主の指示が聞ける犬になります。
毛質はシュナウザーの硬い毛とプードルの柔らかい毛の中間になるか、どちらかが強く出るでしょう。シュナウザーのテリアの血が入るので純血種のトイプードルよりも気性が荒くなる可能性があります。
ポメラニアン×チワワ(ポメチワ)
ポメラニアンとチワワの中間の犬が生まれれば、毛がフワっと毛量の多い毛玉のような可愛らしい犬になります。毛は抜けやすいので毎日ブラッシングが必要になります。
どちらも関節の疾患になりやすい犬種ですので、滑るフローリングで遊ばせたりジャンプさせることは避けるのが良いです。
ラブラドールレトリーバー×スタンダードプードル(ラブラドゥードル)
ラブラドゥードルは介助犬としてアレルギーがある方にも対応できる犬として作られた犬種です。
性格は穏やかで優しいので介助犬にぴったりな犬種です。
介助犬として作られた犬種ですが、まだ正式な犬種としては認められていません。
毛は抜けにくく、可愛らしい見た目から一般飼い主からのファンが多く、愛玩犬としての飼育頭数も増えている犬種です。多頭飼いにも向いています。
雑種、ミックス犬・ハーフ犬の容姿の注意点
基本的にハーフ犬は親のどちらの犬種が強く出るのかは産まれてみないとわかりません。
また、犬種の欠点を補うために始まったミックス犬ですが、可愛さを重視し繁殖させることで逆に疾患になりやすい個体が生まれる可能性があります。
本来の目的である、欠点を補う繁殖が期待されます。
まとめ
ミックス犬は数年前から見た目の可愛さから人気が高まりペットショップでも多くのミックス犬が販売されるようになりました。
それぞれ見た目が変わり、可愛らしさがありますが、購入する際は健康状態などしっかり確認してから迎え入れる必要があります。
ミックス犬の両方の犬種の特徴や飼育方法をしっかり理解した上で迎え入れることが、ミックス犬と楽しく暮らすポイントです。
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