ロングコートチワワはどんな犬?体重・性格・飼い方をご紹介!

日本での飼育頭数の多く常に人気犬種であるロングコートチワワ。ロングコートチワワはどのような犬種なのか飼育を検討している方がわかりやすいように、また飼育している方のチワワについての知識を深めるためにチワワについて解説します。
最終更新日2020.05.06
ロングコートチワワはどんな犬?
飼育頭数が多く、常に人気犬種としてランクインしているロングコートチワワですが、どのような犬種なのか原産地はどこなのかをご存知でしょうか?
体が小さく、可愛らしい見た目なので飼育しやすいと考えている方も多いと思いますが、チワワを飼育するためには気をつけなければならないことがたくさんあります。
今回はチワワはどのような犬なのかを中心に適したしつけ方や飼育方法などもご紹介します。
歴史
ロングコートチワワの原産地はメキシコです。
祖先とされている犬は古代メキシコに存在していた「テチチ」というメキシコ原産の体の小さな犬です。
16世紀にはスペイン軍の侵略により、人々と共に国を追い出されその後300年に渡り生存は不明とされてきましたが、300年後にメキシコに訪れたアメリカ人によって発見され、アメリカ国へ持ち帰り繁殖が盛んにされるようになりました。
アメリカでは、チャイニーズクレステッドドッグまたは体の小さいスパニエル系の犬との交配でさらに小さくし、スムースコートのみのチワワにもロングコートが誕生しました。
その後、現地で愛玩犬としての需要が高まり、日本に輸出され、日本での飼育頭数も増えて現在も根強い人気で飼育頭数も常に上位にランクインしています。
ロングコートチワワの画像
ロングコートチワワの子犬と成犬の姿それぞれ魅力があり、可愛さ満点です。
写真を見てるだけでも癒されてしまうのではないでしょうか。
子犬の姿と成犬の姿、それぞれ写真をみていきましょう。
子犬
ロングコートチワワの子犬の画像です。
生まれたてで、耳が小さく丸い見た目です。
成犬
ロングコートチワワの大人の画像です。
毛が生え変わり艶が出てきます。
特に黒い毛が分かりやすいのではないでしょうか。
毛のボリュームや長さは個々に違いますが、しっかりとケアをしてあげればさらっとしたきれいな被毛になります。
ストレートとカールしている個体がいますのでそれぞれみていきましょう。
ストレートの艶やかなサラッとした毛のロングコートチワワです。
持ち上がった黒い毛がフワッとして可愛らしく魅力的です。
カールした毛のロングコートチワワです。
カールしたゴージャスな毛が魅力的です。
大きさと体重
ロングコートチワワは体長が体高よりもわずかに長く、立ち耳の超小型犬です。
丸い頭の「アップルヘッド」が特徴的です。
見た目の似ているパピヨンよりも全体的な被毛が短く、尻尾の毛も少ないですが地面に引きずらない程度の飾り毛があります。
- 体高:12cm~20cm程度
- 体重:1.5kg~3kg程度
標準体重としては1.5kg~3kg程ですが、平均体重としては大きく幅のある犬種です。
平均体重に幅がある理由として、近年小さいチワワの繁殖が増え、1kg程の小さなチワワも存在しています。逆に肥満になりやすい犬種のため体重のあるチワワも多いため平均体重には幅があります。肥満は足腰に負担がかかるので飼い方に注意しましょう。