猫の視力はどのくらい?暗闇でも見える?動体視力は高い?

猫の視力はどのくらい?暗闇でも見える?動体視力は高い?

猫は小さな生き物をうまく捕まえる名ハンターです。猫の目は人の目とは違う特質を持っています。暗闇でも見える視力と優れた聴力やしなやかな体を生かして、暗い狭い場所でもぶつかったりせず、走って行くこともできます。その猫の視力と優れた目の特質についてご紹介します。

田中miaw
ライター

田中miaw

愛知県の山里の集落で生3ヶ月~2歳の保護猫様6匹と10匹の自由猫の下婢でございます。地域猫、TNR活動と、毎日猫様の世話をしながら 知識をもっと取り入れて入れたいと思い、愛玩動物飼養管理士2級を取得いたしました。趣味は猫グッズ(ベッドや首輪など)制作です。

記事の目次

  1. 1.猫の視力は良いの?悪いの?
  2. 2.猫の目の色は何色?
  3. 3.瞳孔の役割
  4. 4.まとめ
子猫

猫の目はキラキラとガラス玉のようできれいです。猫の瞳の色は眼球の前面にある虹彩のメラニン色素の量で決まります。ブルー系(サファイヤブルー、ブルー、アクア)グリーン系(グリーン、ヘーゼル)イエロー系(イエロー、ゴールド)褐色系(オレンジ、カッパー)があります。

生まれたばかりの子猫はキトゥンブルーと言う青い目をしています。虹彩にまだ色素が無い為です。2~3か月になってきますと少しづつ本来の色へと変わっていきます。

左右の目の色が違うオッドアイ(虹彩異色症)は白い猫にまれに見られますが、原因は遺伝子の異常という説もあります。

子猫の目の色は何色?成長して変化する目の色の種類を紹介!【ブルーアイ/オッドアイ】のイメージ
子猫の目の色は何色?成長して変化する目の色の種類を紹介!【ブルーアイ/オッドアイ】
子猫の目の色、気を付けて見たことありますか?大抵ブルーっぽい色をしています。でもだんだん大人の猫に近づいてくるといつの間に違う色に変わっています。この記事では、成長して変わる猫の目の色について、いつ頃どのように変わるのかご紹介します。
オッドアイはどんな猫に多い?その原因や視力や寿命への影響は?のイメージ
オッドアイはどんな猫に多い?その原因や視力や寿命への影響は?
オッドアイの猫はとても神秘的で美しいと言われています。オッドアイの猫はなぜ、左右の目の色が違うのでしょうか?その原因を知った上で、しっかりとお世話をしてオッドアイの猫を長生きさせてあげられる飼い主でありたいものです。オッドアイ猫の飼育上の注意点は何でしょうか?

瞳孔の役割

黄色の目の猫

瞳孔は目に入る光の量やピントを調節する役割を持っています。
明るい時は、瞳孔を狭くし光の量を抑え、夜、暗い時は瞳孔を開いて光を取り入れます。

気分によって変わる時もあります。猫の瞳孔が開くのは驚いた時や、小さな虫や小鳥を見つけたり、飼い主さんとおもちゃで遊んで楽しくて興奮する時や、不安や恐怖を感じた時にもなります。
また、瞳孔が開いたままの時には、緑内障、白内障、網膜委縮、腎不全、甲状腺機能亢進症、高血圧、と言った病気の場合もありますので、「変だな」と思ったら動物病院に連れて行ってください。

狩りなどをする時にはピントを合わせる為、瞳孔を狭くします。猫の場合は瞳孔は縦に細くなります。

まとめ

瞳孔大きな猫

夜狩りをする猫には、暗闇でよく見えて小動物の動きが瞬時にキャッチできる優れた目、ですが目だけではなく、犬より優れた聴覚、音を立てずに走ることのできる骨格や筋肉と肉球で狩りをします。昼間活動する人間と違って神秘的です。

猫は時々、じーっと動かずどこかを見ている時があります。人には見えない、何か霊的なものが猫には見えるとか・・・実はじーっと静かに動かず音を聞いています。人には聞こえない小さな音も猫には聞こえます。どこかに獲物がいるんじゃないかと耳をあちこちに向けて聞いています。

弱い視力を補うために、聴力をフル活用しているんですね。

関連記事

Article Ranking