オッドアイはどんな猫に多い?その原因や視力や寿命への影響は?
オッドアイの猫はとても神秘的で美しいと言われています。オッドアイの猫はなぜ、左右の目の色が違うのでしょうか?その原因を知った上で、しっかりとお世話をしてオッドアイの猫を長生きさせてあげられる飼い主でありたいものです。オッドアイ猫の飼育上の注意点は何でしょうか?
最終更新日2020.05.06
オッドアイとは?
オッドアイは遺伝子の突然変異が原因で起きるものです。これは人間や犬にも起きる遺伝子異常の一種なのです。希に後天的にオッドアイになる場合もありますがほとんどは、生まれつきだと言われているほどです。生活を送る上では何の支障もありません。
日本では昔からオッドアイの瞳を「金目銀目」と呼んで、もてはやされています。ただ、飼育するうえでは様々なチェックするべき点があります。子猫の時代からオッドアイは、はっきりとわかります。
オッドアイが多いのは白猫?
猫の被毛によってオッドアイが多い少ないということは特にありません。ただ、白猫に比較的多いという傾向があるのは確かです。オッドアイというのは目の色素細胞の量で発生するものです。日本名で表現すると「虹彩異色症」とも言われています。色素が薄い白い猫に多い傾向はどうしても否めないのです。
人間の目にも同じような色素の異常が起きる場合があるほどです。十分に遺伝子が関わっているということがわかります。オッドアイになっている黒猫を見たことがないという人も多いのではないでしょうか?白猫に比べて圧倒的に黒猫の方が、色素が濃く目の色がオッドアイになっていることは少ないのです。
オッドアイの猫の画像
オッドアイはどんな猫に多い?
もともと白猫の色素細胞が少ないので被毛が白色なのです。そこに瞳の色素までも少なくなることで、目の色は青くなります。目の色素が両目均等に配分されずにオッドアイになると考えた方が良いでしょう。
オッドアイの場合、白猫の青い目は通常の目です。もう一方の目に起きているのがオッドアイの現象なのです。子猫時代から遺伝子の変異でオッドアイになっている場合には、成長段階を注意深く観察する必要もあります。
猫がオッドアイになる原因は?
オッドアイの猫が綺麗!という評判はよく聞きます。その上に縁起が良いとなるとお目にかかってみたくもなりものです。そこでまずはオッドアイになる原因は遺伝子が深く関係しています。これは先天的な理由になります。そして後天的な理由の場合には目の神経に傷がついたことで起きてしまうオッドアイです。どちらかの目にあるメラニン色素量が格段に減少することでオッドアイになるわけです。
メラノサイトの量が違う
オッドアイの原因はほとんどが先天的な要因です。実際には色素が両目では違うという理由があるからです。その色素をメラノサイトと呼びます。左右の目ではメラノサイトの量が違っているのです。だからこそ、目の色が違って見えるわけです。
オッドアイの猫の視力は正常なの?
オッドアイになっている状態は既に視力が弱めと言われています。色素が薄い目というのはどうしても視力が弱いというは致し方のないことなのです。身体的なリスクは、オッドアイの猫を見ていてもほとんど感じません。それでも、視力ということで考えるとやはり弱いということになります。
オッドアイの猫の寿命は短命なの?
いずれにしてもオッドアイの背景には遺伝子の異常が指摘されるからです。オッドアイが目に出る症状ですが、同時に視覚障害や虚弱な猫を作ってしまう背景があるのです。そう考えると、健常な猫に比べると短命になってしまう可能性も高いのです。
オッドアイとは、左右で目の色が違うことを言います。猫にもオッドアイの猫はいます。
一般的にオッドアイの猫は幸運を運んでくれるとう説がありますが本当でしょうか。猫の場合には、まるで二つの宝石を持つように美しい瞳!と評される場合がほとんどです。まずはオッドアイが起きる原因を探ってみました。