猫のマーキングとスプレーの意味とスプレー対策をご紹介!
飼い主の帰宅時やのんびりとしているとき、ご飯を待っているときの猫がすりすりしてくる姿は飼い主にとって、とても癒されるものです。マーキングには飼い猫にとってどういった意味があるのか、マーキングにはどのような種類があるのかについて紹介します。
最終更新日2020.05.06
猫のマーキングとスプレーの意味は?
猫にとって自分の縄張りを示すためにマーキングは必須なものです。
では猫のマーキングはどのようなときにおこなう行為なのか、いつから始まるものなのか、やめさせる方法などマーキングとスプレーについて紹介します。
猫のマーキングの種類
マーキングにも種類があります。
マーキングをするときにそれぞれ特有のフェロモンを出します。
猫はそのフェロモンのニオイで縄張りを示します。
可愛く飼い主が癒されるマーキング、家を破壊され飼い主が困るマーキングなど、どのようなときにおこなうものなのか意味を含めてそれぞれ紹介します。
すりすり可愛いマーキング
あごや頬から特有のフェロモンを出し、物や飼い主に擦り付けます。
1番被害がなく、可愛らしく癒されるマーキングです。
猫が安心し、リラックスしている状態でのマーキングです。
布団に入りたいときにすりすりしてくる猫も多いのではないでしょうか。
飼い主には分かりませんが猫同士では分かる匂いのため、すりすりされた後に他の猫に近づくと念入りにニオイを嗅がれることがあります。
壁や床をバリバリ困るマーキング
いくら注意をしても壁や床をバリバリして破損させてしまうことがあります。
壁や床を引っ掻くのもマーキングの1種です。
足の裏から特有のフェロモンを出し、ニオイを付けます。
特にテンションの上がっているときにこのマーキング方法をおこないます。
破損されて困る場合は、カバーをかけたり爪とぎに誘導したり対策をしましょう。
臭いスプレーのマーキング
新しい猫を迎えたり、引越しをおこなった際に尻尾を上げておしりを小刻みに震わせ、スプレー状の液体をかけることがあります。
この液体は濃いおしっこのためニオイがきつく、1度されてしまうと掃除をしても臭いがなかなかとれません。
飼い主が大好きな猫は人にかけることもあります。
オスに多いですが、縄張り意識の高いメスにも見られます。
いつからスプレーが始まる?
スプレーが始まる時期としてはテリトリー意識が強くなる6ヶ月頃からおこなうようになる猫が多いです。
始めは限られた場所でおこないますが徐々に回数やスプレーをする場所が増え、防止対策をしないと部屋中でスプレー行為をされることがあります。
また、人にかけることもあるので、特に来客時など注意が必要です。
どんな臭い?
スプレーは尿です。
メスよりもオスのスプレーのニオイのほうがきついニオイです。
猫の尿は臭いが強く、なかなか抜けにくいです。部屋のあちこちにされた場合、猛烈なニオイなので部屋に滞在できない程のニオイになります。