ピーターボールドとはどんな猫？気になるピーターボールドの値段を紹介

ピーターボールドは、ロシアでドンスコイとオリエンタルショートヘアーを交配させた比較的新しい品種の猫
です。

ピーターボールドは独特の被毛を持つ猫で、人なつっこく、活発な性格です。

ピーターボールドは、1988年に偶然発見された無毛の猫ドンスコイを基礎に、オリエンタルショートヘアーと交配させ生まれた猫です。

無毛のドンスコイの体の一部、または政調の一時期にだけ毛が生える事に着目したサンクトペテルブルクの猫科動物研究者、オルガ・マロノアが1994年にドンスコイ（オス）とオリエンタルショートヘアー（メス）を交配させました。
4頭の子猫が生まれ、マンダリン･マスカット･ニツェンカ・ノクターンと名付けられました。

その後、ピーターボールドの育種に重要な役割を果たしたのはノクターンで、無毛なはずの皮膚には短くて黒いなめらかな毛が、桃の皮の表面のように密生していたそうです。

ノクターンやその兄弟、子猫たちの容姿が評判となり、ロシアやヨーロッパ、アメリカなどの繁殖家達がピーターボールドの独特な短い毛や無毛を維持するため、育種が続けられています。

1996年　ロシアの猫登録団体SFF　新しい猫種として認定
1997年　アメリカTICA  に新しい猫種として予備登録
2005年　正式に認定　キャットショーへの出場資格を得る

ピーターボールドの名前は、サンクトペテルブルクの無毛（黒）の意味である、
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　St.Petersburg bald

からきています。
 

オリエンタルショートヘアーの特徴であるくさび形の大きな頭に大きな耳、アーモンド型のやさしい目と、ドンスコイの特徴である立っている大きな耳、アーモンド型のつり上がった目とを兼ね備えている容姿です。

くさび形の大きな頭に大きな耳、アーモンド型のややつり上がった目、しっぽは細長く手足もスリムです。
体重は3㎏～5㎏で、プロポーションはオリエンタルタイプです。

被毛はボールドという無毛タイプと、ヘアリーという毛に覆われたタイプの2種類あります。

ボールドにも3種類あります。

• 完全に無毛のウルトラボールド
• 所々に毛が生えているフロックまたはシャモア
• 全身に桃のような細い毛のベロア

ヘアリーにも2種類あります。

• オリエンタルショートヘアーの影響で直毛のストレート
• ワイアーヘアーのようなブラッシュ

無毛タイルは肌色で、ベロアやストレート、ブラッシュは毛色とパターンが多くあるそうです。

ピーターボールドという猫全てが、無毛かそれに近い短い毛の子ばかりかと思っていましたが、いろいろなパターンの子がいて、驚きですね。

上記の猫は、ヘアリータイプのピーターボルドでしょうか？グレーのきれいな毛に覆われていますね。

大きな耳が特徴的です。