犬と狼の違いとは?違いを知って見分けられるようになろう!
犬の祖先は狼であると言われている。しかし、犬と狼は全く別の種類の動物として証明することは、専門家の間でも難しいと言われている。犬にはかなりの種類の犬種がいるので、動物学的には、犬と狼の違いを証明するのは難しいが見た目や習性などで違いを見つけることは可能である。
最終更新日2020.05.06
狼は、ほとんど動物の肉しか食べませんが、犬は雑食です。
犬は、人間が与えれば、ほとんどのものを食べます。玉ねぎなど食べさせてはいけないものもありますが、野菜やパン、ご飯なども食べますよね。
【犬と狼の違い】性格
次に、見た目ではなく、犬と狼の性格の違いについてご紹介します。
狼は人に懐かない
狼は子供の頃から群れから離し育てれば、ある程度は人間に懐きますが、大人になったら絶対に人に懐くことはありません。もし、大人の狼を近くで見る機会があったとしても、絶対に顔を覗き込んではいけないそうです。
そう言えば、動物園にいた狼を見たことがあるのですが、狼は絶対に目を合わせることはなかったですね。
どこか、遠くをじっと見つめていました。
それにひきかえ、犬はものすごくアイコンタクトをとってきますよね。何か困ったことが起こると、一所懸命飼い主の目を見て訴えてきます。これは、犬が人間を頼りにし、信頼している証ですね。
犬は人間に頼るが狼は警戒する
犬はとにかく飼い主さん大好きで、構ってほしくて、抱っこしてほしくて、撫でてほしいみたいですが、狼は人間に警戒心を持っています。
自分たちの群れの中での信頼関係以外は、一切警戒を解くことはありません。
犬と狼のハーフはいる?
犬と狼は交配が可能です。そのため、狼犬は存在します。狼犬は、とても知能が高いと言われています。飼い主さんをリーダーだと認めれば、やたらと他の動物を襲ったりはしません。野生の狼は、どの動物よりも一つの群れを作るのがうまいと言われているので、狼犬も知能が高いのは想像できますよね。
しかし、狼の特徴が現れやすく、飼育は難しいと言われています。国内には数百頭しかいません。狼の血が濃いほど飼育が難しいと言われています。
狼犬の犬種は、「サーロス・ウルフボンド」と「チェコスロバキアン・ウルフドッグ」です。
一部の愛犬家には、狼犬の熱狂的なファンがいるそうです。
まとめ
以下に、狼と犬の違いを、見た目・性格の2つの点からまとめてみました。