なぜ猫はきゅうりを見るとびっくりするのか？きゅうりを食べることはできるか解説！

猫がきゅうりを食べることによって、猫の身体に害が及ぶことは考えにくいでしょう。

しかし、きゅうり自体にビタミンC等の栄養素は含まれていますが、あまり多くの栄養素は含まれておりません。そのため、栄養目的で猫にきゅうりを食べさせることは有効的ではないでしょう。

きゅうりには多くの水分が含まれています。きゅうりの全体の95%が水分です。猫の水分補給を目的とするのであれば、きゅうりは大変役に立つと考えられるでしょう。猫は自ら水分補給をあまりしない動物であるため、きゅうり等の野菜を用いて効率的に水分補給をさせるのも良いかもしれません。

ただしきゅうりを与えすぎると、下痢等の原因にもなるため、与えるとしても週に1・2度、少量与えるくらいであれば問題ないでしょう。ごはんとは別におやつ感覚で少量与えるくらいで良いでしょう。

猫にきゅうりを食べさせる際には、必ず皮をむいて与えるようにしましょう。

きゅうりの皮の突起の部分には細菌が多いため、皮をむき、さらに猫が食べやすいように薄く切ったり、小さく刻んで与えましょう。

また、きゅうりに含まれているカリウムが腎臓病の猫には有毒になってしまいます。
そのため、腎臓病を患っている猫にはきゅうりは絶対に与えないようにしましょう。

きゅうり自体に猫はびっくりしているわけではなかったのです。そして、きゅうりは食べることで猫に害がある野菜ではありません。ただし、腎臓疾患のある猫にはきゅうりは与えるべきではありません。

少しかわいそうですので、わざと猫をびっくりさせるためにきゅうりを置くのはやめたほうがいいかもしれませんね。
猫は警戒心が強く神経質な動物ですので、必要のないストレスを与えてしまうことになるかもしれません。

さらに言えば、そもそもきゅうりでなくても似たような形のものなら猫はびっくりして逃げ出してしまう可能性もあります。

猫が驚いて走って逃げてしまうと、思わぬ事故にもなってしまう可能性があるため、故意に猫をびっくりさせることは避けたほうが良いかもしれません。