飛行機に犬を乗せても大丈夫?犬の飛行機利用のリスクを紹介

飛行機に犬を乗せても大丈夫?犬の飛行機利用のリスクを紹介

犬を連れて遠出する時には、飛行機が1つの選択肢になります。特に、海外を含めて飛行機以外の交通手段がない行先では、飛行機を利用しないと愛犬と離れ離れになってしまいます。犬と一緒に飛行機を利用する時にはどんなことに注意した方が良いのかをご紹介します。

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ライター

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動物病院で看護師として7年半勤務し、現在は動物の訪問介護・ペットシッター・飼い主さん向けセミナー講師を行っています。甘えん坊な猫1匹と同居中。

記事の目次

  1. 1.飛行機に犬を乗せるまでの流れ
  2. 2.飛行機に犬を乗せる事のリスク
  3. 3.飛行機に犬を乗せる準備
  4. 4.飛行機へ乗せるのを控えるべき犬は?
  5. 5.まとめ

ここからは、飛行機移動に必需品となる物品の紹介をしていきます。

飛行機に乗る可能性がある子は、ぜひ今から使い慣れておきましょう。

ケージの準備

飛行機移動の必需品は、何と言ってもケージ(クレート)です。
サイズに関しては各航空会社によって基準がまちまちなので、自分が乗る便の会社に確認しましょう。

基本的には金属・硬質プラスチックを利用した、頑丈なものが必要になります。
愛犬が体を回転させたり、立っても余裕があるものを選んでください。

普段お家にいる時から寝る場所としても活用し、「この中なら安心して過ごせる」と愛犬が思えるようにトレーニングしておきましょう。

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犬のクレートのおすすめ7選を紹介!【移動用/飛行機/サイズ】
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給水用品

例え1時間ほどのフライトだったとしても、預け入れから引き取りまでの時間はそれ以上になります。
そのため、預けられている間飲水できるよう、取り付けられる給水器も用意しておきましょう。

お家ではお皿タイプの方がむせにくくて良いのですが、飛行中はお皿が置けません。
フライトが決まったら早めに使い方を愛犬に覚えてもらいましょう。

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保冷・保温用品

普段から自分が使い慣れている保冷・保温用品なら、貨物室での温度変化にも対応しながら愛犬のストレス軽減にも役立つためたいへん便利です。

季節に合わせて電気を必要としない商品を選んであげてください。
ただし、全面が冷たい・暖かい(暑い)とならないように、空間が区切れるとよりベストです。

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飛行機へ乗せるのを控えるべき犬は?

犬をなでる手

飛行機を愛犬と利用する時には、愛犬が飛行機に乗っても大丈夫なタイプ・体調かどうかは確認してあげましょう。

  • 元気・食欲がある
  • 便・尿に異常はない
  • 持病はない
  • 飼い主さんと離れる時間があっても耐えられる
  • 知らない人・動物に過剰に反応しない
という条件を満たすことができればベストです。

貨物室での預かりになることがほとんどなので、犬だけで過ごすことが難しい・体調に不安がある子は飛行機移動に向いていません。

他にも、以下のような条件に当てはまらないか確認して、場合によっては移動手段の変更・中止を検討してあげてくださいね。

短頭種

パグ
Photo byToberoon

  • ブルドッグ
  • フレンチブルドッグ
  • ボストンテリア
  • シーズー
  • パグ
  • ペキニーズ
といった日本でも人気の犬種は、鼻が短いことから体温調節が苦手だったり、呼吸器疾患を抱えている子が多くなります。

暑い時期には熱中症リスクが高まることから、預け入れサービスを停止している航空会社もあるため注意しましょう。

子犬や老犬、妊娠中の犬

眠る子犬

体温調節機能や免疫力、ストレスの影響を受けやすい生後半年以内の子犬や8歳以上の老犬に関しては、体調に合わせて別の移動手段を検討した方が良い場合があります。

特に子犬が生後4か月以内の場合は、ワクチン接種による免疫も十分についていないことが考えられるため飛行機移動は避けましょう。

妊娠中も母犬へのストレスが大きすぎるため、同じく避けるようにしましょう。

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まとめ

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