ミニチュアシュナウザーは抜け毛の少ない犬?抜け毛対策を紹介!
ミニチュアシュナウザーは毛が伸びるトリミング犬種といわれていますが、抜け毛はどうなのか、特にアレルギーの方は1番に確かめたいことです。今回はミニチュアシュナウザーの抜け毛はどうなのか、お手入れ方法や抜け毛対策と合わせて紹介します。
最終更新日2020.05.06
ミニチュアシュナウザーは抜け毛の少ない犬種?
ミニチュアシュナウザーは抜け毛が少なく、アレルギーを持っている方でも飼育しやすい犬種です。
しかし、実はミニチュアシュナウザーは毛の抜けやすい犬種と同じダブルコートでもあります。
ダブルコートとは?
ダブルコートは毛の保温する働きをするアンダーコートと皮膚を守る働きをするオーバーコートの2層の毛で構成されているコートです。
アンダーコートは換毛期の生え変わる時期に特に抜け毛が目立ち、普段も抜け毛が多い犬種が多いコートです。
犬種でいうとミニチュアダックスフンドやチワワなどカットが必要のない犬種です。
ミニチュアシュナウザーのお手入れ
ミニチュアシュナウザーは毛を切らないと伸び続けてしまうトリミング犬種です。
耳の中にも毛が生えるので耳に熱がこもりやすくケアをしっかりしないと外耳炎にもなりやすい犬種です。
ミニチュアシュナウザーのそれぞれのお手入れとお手入れの頻度をみていきます。
月1回程度のシャンプー
ミニチュアシュナウザーはにおいもそれほどきつくない犬種のためシャンプーは月1回程度で十分です。
しかし、汚れてしまったり海や川で遊んだ場合は皮膚炎予防のためにシャンプーをして清潔に保ちましょう。
シャンプーのしすぎは皮膚の油をとり過ぎが原因で乾燥し、皮膚炎になる可能性がありますので気をつけてください。
肛門腺絞りを忘れずに!
トリミングショップでシャンプーをする場合はセットになっていることが多いですが、自宅でシャンプーしている場合は、肛門腺絞りを忘れないようにしてあげてください。排泄と共に出せる犬もいますが、多くの場合は一緒に出すことができないため絞ってあげる必要があります。
初めは難しく、犬が嫌がったりする場合もありますので、出来ない場合は動物病院かペットサロンに相談し処置してもらいましょう。
肛門腺が溜まったサインとして犬が地面におしりをこするつけたり、しきりに気にして舐めることがあります。
そういったサインがあれば、怪我をする前に早めに処置をしてあげてください。
週1程度の耳掃除・爪切り
ミニチュアシュナウザーは垂れ耳と毛が生えることによって特に夏場は汚れが溜まりやすいです。ブラッシング時にめくって汚れているようであればガーゼで優しくふき取ってあげてください。ボストンテリアのような立ち耳のミニチュアシュナウザーもいますが、耳毛は変わらず生えます。
耳の中の毛を抜くのは家では動いてしまい危険なので、無理はせずに動物病院かペットサロンに頼りましょう。
爪切りは伸びてきたら週に1回程度切ってあげてください。爪には血管が通っていますので、失敗すると出血します。
自宅で難しい場合は、耳毛抜きと同様にプロに任せましょう。
定期的なカット
ミニチュアシュナザーは全身カットが必要な犬種です。カットをしないと伸び続けます。
特に目の周りは出来る限り短く、目にかからないようにしておかないと目に毛が入り犬が気にして引っ掻くことで眼球を傷つける可能性があります。足回りの毛も定期的にカットしてあげないとフローリングで滑って怪我に繋がりますので、1月に1回または2月に1回程度はカットをしてあげてください。
ミニチュアシュナウザーは様々なカットが楽しめる犬種なので、様々なカットに挑戦してみてください。
また下記の記事ではフローリングマットのおすすめを紹介しています。フローリングも滑りにくいものを選ぶようにしましょう。