猫は何mジャンプ出来る?猫のジャンプ力と出来ない場合の原因を紹介!
猫と一緒に暮らしていて人がびっくりするほどの身体能力を見せつけられるのがジャンプする時です。登れないだろう…と高をくくっていても、いつのまにか自分の何倍もある高さの上にいたりすることもあるので驚きますよね。今回は猫のジャンプにまつわる能力を知ってみましょう!
最終更新日2020.05.06
しなやかな体
猫がこういったバネを生み出せるのは、関節の動く範囲の広さにも支えられています。
猫たちは体を折り曲げるような姿勢でも上手に毛づくろいができますよね。
この体の柔らかさは、人や犬ではなかなか難しい態勢です。
こういった背骨や、前足・後ろ足の関節のしなやかさが、猫たちのジャンプ時の踏み込み・着地を支えています。
以上の3点を前提にして、次の動画を見てみてください。
猫がジャンプに至るまでの動きがよくわかりますよ!
飼い猫がジャンプするときは注意
猫はジャンプが得意とは言っても、先に紹介したように失敗してしまうこともあります。
本来猫の着地の上手さは、背骨のしなやかさや柔軟な筋力や関節、バランス感覚を司る三半規管の発達などによって成り立っています。たとえ頭から落ちたとしても、約60㎝の高さの余裕があれば、「空中立ち直り反射」によって足から着地することができるというわけです。
しかし、着地する場所が滑る床だったり、反射が機能しないやや低めの位置から落下すると、骨折やねんざといったケガのリスクは十分にあるということを知っておきましょう。
猫のジャンプのサポートにおすすめのグッズ
猫が無理なく自分で好きな場所に行けるように、飼い主さんによるサポートもぜひ行ってあげましょう。
そのためには、室内と猫の体のどちらも整えてあげることが大切です。
より安全な上下運動ができる家具を設置
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猫にとって高い所から周囲を見渡すことは本能に刻み込まれた行動の1つです。
そのため、少しでも安全に楽しく上下運動ができるように、「猫に配慮した家具」を設置することも検討してみましょう。
驚異のジャンプ力を持っているとは言っても、一気に数mの高所に登ろうとして失敗し、体を強くぶつける可能性もゼロではありません。
1段1段の高さがほどよいものの方が、ケガのリスクは少なく、シニア猫になっても登る楽しみを得ることができます。
キャットタワーは安定性があるものを
マウ (Mau) Mauタワー アントレ
猫がいる家庭ならキャットタワーを設置しているお家も多いでしょう。
しかし、安定性に欠けたり、1段1段が高すぎるキャットタワーは、時には猫にとってケガの元になります。
特に肥満猫や子猫、老猫にとって、自分の今の身体能力に気づかず無理をして高いキャットタワーに登ってしまうと、そのリスクは増してしまいます。
キャットタワーを選ぶ時には、
- ぐらつかないか
- 登った後のスペースに余裕があるか
- 滑りにくく登りやすい素材でできた段差か
肥満を防ぐために避妊・去勢手術後は体循管理
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猫の思いのままのジャンプを支えるためには、体重管理はしっかりとしてあげましょう。
肥満猫は自分の体の重さを意識せず、普通の猫と同じ感覚で飛んで失敗することがあります。
猫に運動させて消費カロリーを増やすというのは難しいため、特に太りやすくなる去勢・避妊手術後の体重管理には、ごはんの変更とカロリーコントロールでバランスをとってあげましょう。
猫がジャンプできなくなった場合
「この前まで元気にジャンプしていたと思ったのに…」
という時には、隠れた病気が進行している可能性もあります。
愛猫の動きに変化があれば、きちんとその原因は何か探ってあげることも大切です。