噛み付くときの犬の気持ちとは?噛み付く犬への対処法をご紹介!
犬に噛まれると、犬に対して恐怖を感じるようになってしまいます。しかし、犬が噛むというのには、必ず理由があります。飼い主を噛むのは困りますが、他人を噛んでしまうのはもっと大事になってしまいます。犬が人に噛み付く意味をご説明します。
最終更新日2020.05.06
噛み付くときの犬の気持ちとは?
身の危険を感じている
犬が噛み付く意味のひとつとして、身の危険を感じていることが挙げられます。
特に社会化がされていない犬に多いです。
犬はテリトリーを持つ動物です。テリトリー内に慣れていない人が侵入すると、犬は不安になります。犬は不安になると逃亡をします。
しかし、逃亡するルートを確保できないとなれば、自らを守るために相手を噛んでしまいます。そのため、知らない犬や慣れていない犬に近づく場合は、犬のテリトリーを意識し、唸られたら近寄らないようにするほうが良いでしょう。
口の中が痒いとき
これは子犬によく見られますが、口の中が痒いときに人に噛み付くことがあります。歯の生え変わりの時期に特に多いです。これを放置しておくと、成犬になると甘噛みがエスカレート噛み癖がついてしまうことがあります。固めのボール等で口の中の痒みを解消してあげると良いでしょう。
ストレスが溜まっている
これも犬が噛む意味のひとつです。散歩は満足にしていますか?犬と十分に遊んであげてますか?
犬はストレスが溜まることで、物や人に噛みつきたくなるようです。これも最初は甘噛みでしょうが、放置していると噛み癖になってしまいます。
犬のストレスを軽減してあげることで、人に対する噛みつき行為は減るでしょう。
家族を守ろうとしている
飼い主に対して忠実な犬であれば、家族に危険があると守ろうとします。面識にない人に対しては、警戒心の強い犬は家族を守ろうと攻撃的になります。
相手を噛む前に必ず犬は唸って警告をしてきます。それでも近づこうとすると相手を噛んでしまうので、注意しましょう。
自分の要求を通そうとしている
例えば、犬がボール遊びをしているとき、飼い主が犬からボールを返してもらおうとします。犬は当然飼い主にボールを返したくないため、ボールを離してくれません。それでもしつこく飼い主は犬からボールを取ろうとしてきます。そこで、犬は大事なボールを守るために飼い主の手を噛んでしまいました。思わず手を引っ込める飼い主。犬は飼い主の手を噛むことで、結果的にボールを守ることができました。
こうなってしまうと、犬は「飼い主の手を噛んだらボールを守ることができる」と学んでしまいます。これは日ごろのしつけにも影響してきますので、注意しましょう。
エスカレートすると、犬は散歩に行きたい、おやつが欲しい等の要求のときにも飼い主に対して噛むようになってしまう可能性があります。
間違って噛んでしまった
もしかしたら単に犬が間違って人を噛んでしまっただけかもしれません。
ドッグラン等で犬同士で遊んでいると、犬は興奮してしまい、喧嘩に発展してしまうことがあります。そこで人が止めに入り、犬が間違って人を噛んでしまうことがあります。
犬の喧嘩は足を割って入れて止めるということを覚えておきましょう。
噛み付く犬へのしつけ・対処法
噛まれたら痛いということを伝える
噛まれたら痛いですよね。それは当たり前です。
それを犬に伝えることが、しつけの第一歩です。犬に噛まれたら、たとえ甘噛みであろうが、大きな声で「痛い!」等と犬に向かって叫びましょう。犬は突然の大声にびっくりして噛むのを止めてしまいます。
犬は驚かされることが苦手です。これを続けることで、犬の噛み癖は治すことができるでしょう。
噛み付く時の犬の気持ちはどのような気持ちなのでしょうか?