犬が好きな音・音楽を紹介!また犬が嫌いな音についても紹介!
愛犬が音に対して敏感に反応するのを見ていると、犬の好きな音・嫌いな音とはどんなものだろうと考えたことはありませんか?できれば毎日の暮らしの中で愛犬の好きな音を聴かせて、リラックスしたり喜んでほしいと思いますよね。今回は犬の耳と音の関わりについてお話します。
最終更新日2020.05.06
クラシック音楽以外にも、ネイチャーサウンドやリラックスしやすいと言われる周波数を利用した犬用の癒し音楽もあります。
ソフトロック&レゲエ
犬の好きな音楽の研究として、2017年にグラスゴー大学とスコットランド動物虐待防止協会が再度調査を行いました。
それによると、クラシックを含む複数種類の音楽を聞かせたところ、最もポジティブな反応を示したのは
- ソフトロック
- レゲエ
Reggae gets a paw of approval:Scottish SPCA(英語)
犬はクラシックよりソフトロックやレゲエがお好き?:ザ テレグラフ
もちろん犬によって好みの音楽の差はあったという結果もあるので、すべての犬が楽しめているということではありません。
しかしこの結果から、実際に保護施設の犬舎でソフトロックやレゲエジャンルの音楽を流すことを検討しているそうです。
保護犬たちにどんな良い影響があるのか、ぜひまた結果報告を待ちたいものですね!
ちなみにこちらは犬のためのレゲエ音楽として紹介されているものです。
果たして皆さんの愛犬は楽しんでくれるでしょうか?
中には「旦那にも効いた」というおもしろい意見も混じっていますが、ぜひ一緒に愛犬のお気に入りを探してみてくださいね。
犬が嫌いな音
犬にとって好きな音があれば、反対に犬が嫌いな音も存在します。
そのほとんどが恐怖心をあおるような音です。
自分の愛犬がよく怖がっている音がないかチェックしてみましょう。
犬が嫌いな音①「普段聞き慣れない音」
季節によって増減するのが、
- 雷
- 台風
- 花火
こういった音には普段から慣れているわけではなく、急に始まる謎の音として犬たちは恐怖を覚えやすくなります。
中でも雷や花火に関しては「恐怖症」としても出やすく、犬の性格や体験談によってはパニックやトラウマを引き起こすこともある音です。
犬が嫌いな音②「身近で聞こえる大きな音」
いつも暮らしているお家の中にも犬がびっくりしたり、不審に思って嫌う音があります。
代表的なのは、
- 掃除機
- ドライヤー
- 飼い主さんが怒る時の大きな声
掃除機やドライヤーなどの機械による大きな音は、犬にとっては急に始まる仕組みのよくわからない音のため、「何だこれ!?」と毎度怖がる音・追い出したい音になりがちです。
また、飼い主さんが発する自分に対する大きな声は、怒っている雰囲気が真剣であればあるほど犬にも伝わり、「怖い…」と思わせる音になるでしょう。
犬が嫌いな音③「人工的な金属音」
- 工事の音(工具がたてる音や割れる音など)
- 電車や飛行機の音
人工的な金属音+振動は家ではなかなか感じることがないものなので、これもまた普段聞き慣れないことによるストレスにつながるでしょう。
こういった音に対して犬が恐怖を感じている時には、飼い主さんの制止の声も聞こえなくなることがあります。
そんな時に犬の振る舞いを叱ってしまったり、ふざけて音をより近づけてしまった時には犬の恐怖心がさらにあおられることになるので注意が必要です。