足の速い犬種ランキングTOP10をご紹介!世界一速い犬とは?
人間は全力で走る小型犬にさえ追いつけませんが、さらに足の速い犬は具体的にどのくらいの速さで走るのでしょうか。この記事では足の速い犬10種をランキング形式でご紹介していきます。短距離なら世界一の犬種や、世界で一番足が速い動物についても触れるので是非ご覧ください。
最終更新日2020.05.06
世界一足の速い犬種はこんなところで活躍!
海外で開催されているドッグレースへ出場する競争犬のほとんどはグレイハウンドです。どのドッグレースでも優勝候補として有力視されています。レースで走り出したら人間の目では追いつけないほどの猛スピードで駆け抜けていくので、最後まで目を凝らして見るようにしてくださいね。
短距離(50M)で最速の犬種は?
少し驚きですが、短距離だけなら世界一足が速い犬として躍り出る犬種がいるんです。先ほどご紹介した足の速い犬種の中に含まれているのですが、皆さんは聞いたことがあるでしょうか。
50M走で本領を発揮する足の速い犬種
短距離において最も足が速い犬種は、時速55㎞ほどの速さで走るとご紹介した「ウィペット」です。一般的な足の速さランキングでは第6位の所で登場しましたね。
長距離では負けてしまっても、得意な短距離(50M)ならば反射的な速さを活かしてどの犬よりも早く駆け抜けます。ウィペットにこんな潜在的能力があったなんてすごいですよね。
短距離ドッグレースでも活躍!
ドッグレースでも、同じく50Mくらいの短距離であれば足が世界一速い犬種であるグレーハウンドまでも抑えて優勝した経験があるという子がたくさんいるそうですよ。足が速すぎる上に短距離レースなので、少しでも目を離してしまうとその間に終わっていたなんてこともあり得ます。ご覧になる際はゴールまでしっかり見届けましょう。
足の速い犬種に見られる共通点
足の速い犬たちには何か特徴が見られるのでしょうか?ここではランキング上位の犬たちに多く見られる共通点について考察してみました。
体のつくり
犬の足の速さランキングで上位に入っている犬たちの多くは、胴体より若干前に出ている頭部や走るのに最も重要な手足への空気抵抗の影響を少なくするため「小さな頭」で「細長い足」をしています。この体のつくりが速く走るのに重要であると考えられます。
ただ足が長いだけだと通常は前からの風を受けやすいですが、「細い」ことによってその課題が克服されているように感じます。また、体重がとても軽いのであの細い足でも十分に体を支えられているんです。まさに走るための体をしていると言えるでしょう。
走り方
もう一つ足の速い犬たちに共通しているポイントは、「ダブルサスペンションギャロップ」による走りです。
「ダブルサスペンションギャロップ」という言葉を聞いたことがない方のために簡単に説明すると、これは全ての足を伸ばし切るのと曲げ切るのを何度も繰り返しすことによって、なるべく地面に触れる時間を短くする走り方のことを言います。確かに空中にいる時間が長い方が、一歩一歩より遠くまで助走をつけることが出来そうですよね。
ちなみにこの走りは全力で走っている時のみ見られるということなので、ドッグレースにて競争犬を見たことがある方なら必ずご覧になったことがあると思います。あまり記憶になければ、これからは意識して見るようにしてみてくださいね。
一番速い動物の速度は?
ここまでは犬の中での足の速さについてランキング付けしてきました。どの犬も予想以上に速いスピードで走ると感じる方は多いのではないでしょうか。しかし、犬の中で最も足が速いグレーハウンドであっても追いつけない、世界一の足の速さを誇る動物が存在するんです。世界で足が一番速い動物というのは一体何なのでしょうか。