犬が鳥の骨を食べるのは大丈夫?食べた時の対処法を紹介!
飼い主が少し目を離した瞬間に、犬が鳥の骨をお膳の上から取って食べてしまった!という経験のある飼い主も多いと思います。犬は鳥の骨を食べても問題のないものなのか、食べてしまったときはどうすればよいのか、そのときの対処法も含めて紹介します。
最終更新日2020.05.06
犬が鳥の骨を食べるのは大丈夫?
犬が鳥の骨を食べてよいかは場合によります。近年、犬に生肉や骨を与える飼い主も増えています。
多くの場合は、少しぐらいであれば問題ないことが多いですが、気をつけなければならない場合もあります。
犬が鳥の骨を食べることについてまとめましたので最後までぜひご覧ください。
犬が鳥の骨を食べてはいけない理由
犬に鳥の骨を与えるときに気をつけなければいけないポイントがありますので、犬が安全に鳥の骨を食べられるように紹介します。
加熱済みの骨に注意
フライドチキンなどの加熱済みの鳥の骨は犬が噛んだ時に縦に割れて先が鋭利になります。その先の部分が口の中や食道に刺さり、怪我や臓器の損傷に繋がる場合があります。
特に小型犬は全体的に作りが小さく、食道も狭いので突っかかりやすく危険です。大きいまま飲み込んでしまった場合は消化にもかなりの時間がかかります。
食べ終わった後に犬にあげたくなる飼い主も多いですが、加熱済みの鳥の骨は避けましょう。
もし、クリスマスに一緒に食べたい場合は、犬用の生食用の骨を与えるのが良いでしょう。または、味の付いていない部分のお肉をおすそ分けする程度で終わりにしましょう。
寄生虫に注意
人間が鶏肉を生で食べることがあまりないことで気付く方も多いと思いますが、生の鶏肉には寄生虫が多く付いている場合が多いです。
犬は人間よりも胃酸が強く、寄生虫がいても胃酸で殺すことができますが、犬の胃酸にも負けずにそのまま犬に寄生し続ける寄生虫もいます。
その場合、犬は食べても痩せる・下痢・嘔吐などの症状が出ます。
ほとんどの場合、ウンチと一緒に出てくることで気が付く飼い主が多いと思います。
人間にも感染する可能性がありますので、気をつけましょう。
特に子供に感染した場合は、重症化する場合がありますのでその危険性がある場合はできる限り傍にいさせない、または獣医師に相談して駆虫薬を飲ませるようにしましょう。
過剰なスキンシップを避ける
犬が生肉を食べていなくても、ノミに寄生していた寄生虫をノミと一緒に飲み込み感染してしまう場合もありますので、飼い主で普段から犬とキスとする・一緒に寝る・一緒の箸を使うなどの過剰なスキンシップは避けて、しっかりと防衛しましょう。
犬が鳥の骨を食べた場合の対処法
犬が鳥の骨を食べてしまった場合に確認したいこと、飼い主が把握しておきたいことがありますので紹介します。
生肉か加熱済みのものか確認
まず生肉を食べたのか、加熱済みのものを食べてしまったのかを把握し、食べてしまった量や時間を正確に記録しておきましょう。