猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?
猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?いったい何本だった?と思わず数えてしまいすよね。よく観察をしてもなかなか指の数を確認できない場合があります。今回は猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?を追求してみました。
最終更新日2020.05.06
猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本?
猫の指は、一般的には次の通りです。よく観察をしてもなかなか指の数を確認できない場合があります。それほど猫の指は繊細にできているのです。
- 前足5本
- 後ろ足4本
実は猫にもきちんと親指から小指まで、揃っているのです。足の指は全部同じ形?と思っていた人もきっと多いはずです。指の数が前後で違っている理由。それは猫にとっては前足の方がよく動かして使うという機能的な問題があります。後ろ脚の指は1本が退化してしまいなくなったというのが、正しい説です。後ろ足の親指が退化した指に当たるようです。
前後の足に、6本の指と4本の指が備わることで、歩行もジャンプも何の問題もなくこなせます。指の数が6本指の方が、物をつかむ場合やひっかく場合には便利というのが、猫の世界での通説です。
肉球の間に隠れた可愛い指
足の指の数が多い猫もいる
ですが生きていくうえで特に、不都合はありません。この指が多いという状態は近親交配が原因になっていることが指摘されています。これは病気ではなく、体質の問題です。実は海外では、指の多い猫を飼うと幸せが訪れるという言い伝えもあるようです。昔には指の多い猫は航海に連れて行くと幸運が、舞い込むという伝説もあったようです。猫にとって、指の数が多いことは、何の障害にもなりません。あえて、問題にすることも少ないのです。6本指の猫も希にいますが、生活をする上で何の支障もないのです。
足の指の数が多い猫の種類
アメリカ北東部とグレートブリテン島に多い
遺伝的な問題で、日本以外の地域で多指症の猫が確認されているのです。地域に限定されているということは、やはり交配の過程で受け継がれてしまう一種の「遺伝」なのです。指の多さというのは突然変異ではなく、近親交配の末、受け継がれてしまうのです。
犬の足の指の数は一般的に何本?
犬の多指症について
ショードッグとしいては失格になる
純血種が集まる品評会(ドッグショー)の場面では、指が多い犬は審査対象から外されます。そのために怪我的な手術で切除する場合もあります。主に狼爪の部分がそうなります。犬の場合も猫と同じで指の数が多い子がいます。それは、生活に支障がない限り自然体で受け入れるべきなのです。
猫の指の数を改めて考えてみたときに、いったい何本だった?と愛猫の指を思わず数えてしまいすよね。