猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?

猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?

猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?いったい何本だった?と思わず数えてしまいすよね。よく観察をしてもなかなか指の数を確認できない場合があります。今回は猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本なのか?を追求してみました。

hoshino
ライター

hoshino

小型犬と家族同様に暮らして10年が経ちます。現在0歳から5歳までの小型犬を大切に育てています。毎日が発見と学びの連続です。

記事の目次

  1. 1.猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本?
  2. 2.足の指の数が多い猫もいる
  3. 3.犬の足の指の数は一般的に何本?

猫の指の数は一般的に前足が何本で後ろ足が何本?

猫の指の数を改めて考えてみたときに、いったい何本だった?と愛猫の指を思わず数えてしまいすよね。

猫の指は、一般的には次の通りです。よく観察をしてもなかなか指の数を確認できない場合があります。それほど猫の指は繊細にできているのです。

  • 前足5本
  • 後ろ足4本
つまり合計で18本指が猫の指数です。案外と知らない方も多いのではないでしょうか。

実は猫にもきちんと親指から小指まで、揃っているのです。足の指は全部同じ形?と思っていた人もきっと多いはずです。指の数が前後で違っている理由。それは猫にとっては前足の方がよく動かして使うという機能的な問題があります。後ろ脚の指は1本が退化してしまいなくなったというのが、正しい説です。後ろ足の親指が退化した指に当たるようです。

前後の足に、6本の指と4本の指が備わることで、歩行もジャンプも何の問題もなくこなせます。指の数が6本指の方が、物をつかむ場合やひっかく場合には便利というのが、猫の世界での通説です。

肉球の間に隠れた可愛い指

猫の手のひらには、小さな肉球がついています。その先についているのが小さな指です。

猫を飼っている人の中には、猫には指があるとは知らなかった!という場合も結構あるようです。元々は後ろ足にも親指らしきものが存在していましたが、退化したことにより、親指は消滅したのです。その親指がなくても普通の生活ができれば問題ないとされています。

足の指の数が多い猫もいる

生まれつき指の数が多い猫がいます。これを「多指症」と呼びます。

ですが生きていくうえで特に、不都合はありません。この指が多いという状態は近親交配が原因になっていることが指摘されています。これは病気ではなく、体質の問題です。実は海外では、指の多い猫を飼うと幸せが訪れるという言い伝えもあるようです。昔には指の多い猫は航海に連れて行くと幸運が、舞い込むという伝説もあったようです。猫にとって、指の数が多いことは、何の障害にもなりません。あえて、問題にすることも少ないのです。6本指の猫も希にいますが、生活をする上で何の支障もないのです。

足の指の数が多い猫の種類

猫の多指症は発生率が地域によって違うという報告があります。実際に日本国内で指の数が多い猫に出会ったことはありません。日本の猫にはほとんど見られないわけです。

日本の猫に多指症が少ないのは、交配の段階で、指の多い遺伝子がほとんど排除されているからです。

アメリカ北東部とグレートブリテン島に多い

遺伝的な問題で、日本以外の地域で多指症の猫が確認されているのです。地域に限定されているということは、やはり交配の過程で受け継がれてしまう一種の「遺伝」なのです。指の多さというのは突然変異ではなく、近親交配の末、受け継がれてしまうのです。

犬の足の指の数は一般的に何本?

犬の場合には、の指が5本ずつ、後ろ足の指は4本ずつです。実際には、犬の中にも指の数が多い子もいます。中には指の数が通常よりも多い犬もいます。これも「多指症」と呼びます。

犬の多指症について

犬の場合には、指が多いのか?それが狼爪なのか?と分類に困る場合があります。基本的に後ろ脚を狼爪と呼びます。その狼爪が地面に接する場合には多指症と限定されます。

ただ、犬の場合にも指の数が多いことは何ら生きていく上で障害になることはありません。だからこそ、外科的な手術をしてまで指の数を規定に揃える必要性もないのです。

ショードッグとしいては失格になる

純血種が集まる品評会(ドッグショー)の場面では、指が多い犬は審査対象から外されます。そのために怪我的な手術で切除する場合もあります。主に狼爪の部分がそうなります。犬の場合も猫と同じで指の数が多い子がいます。それは、生活に支障がない限り自然体で受け入れるべきなのです。

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