シャム猫とのミックス「シャムミックス」の種類と特徴まとめ!全部で種類?

シャム猫とのミックス「シャムミックス」の種類と特徴まとめ!全部で種類?

細身な体形と独特な色合いの被毛や瞳が特徴的なシャム猫。昔から日本でも大人気の猫種ですが、そんなシャム猫と他の純血種とを交配させた「シャムミックス」と呼ばれる猫たちの存在をご存知ですか? 今回は、そのシャムミックスの種類・特徴などについてご紹介します。

ポット
ライター

ポット

2015年9月生まれのきょうだいハチワレと共に暮らしています。この子たちの存在は何よりの活力です。そのパワーがあふれ出し、2017年12月に「愛玩動物飼養管理士2級」を取得。猫だけじゃなく、愛玩動物といわれペットについて少しでもお役に立てればと思っています。

記事の目次

  1. 1.シャムミックスとは?
  2. 2.シャム猫ってどんな猫?
  3. 3.シャムミックスの種類と特徴まとめ
  4. 4.シャム猫とのミックス「シャムミックス」 まとめ

スノーシューは、シャム猫とアメリカンショートヘアを交配させたものが原型です。1960年代、偶然生まれた足の白いシャムと、アメリカンショートヘアを掛け合わせて誕生しました。 「スノーシュー(Snow shoe)」の名の通り、白い靴を履いたようなソックスの手足が特徴です。ただし、このソックス模様は劣性遺伝のため、キレイに発現することはなかなか難しいといわれています。

シャム猫ミックス③ バーマン

Photo byAntranias

最近ペットショップで見かけることが増えてきたバーマンも、シャム猫とのミックスです。こちらは、シャム猫とペルシャ猫の掛け合わせです。バーマンには、「自分の世話してくれていた僧侶が亡くなったときに、その遺体の上で四肢より上を黄金に、そして目をサファイア色に変えて女神へと変身した」という伝説があります。そのため、「ビルマの聖なる猫」とも呼ばれています。一時は絶滅の危機にありましたが、交配を重ねた結果、危機を脱して今に至っています。

バーマンは、丸い顔に「ローマンシェイプ」と呼ばれる個性的な鼻、そして三角の耳と、美しく澄んだ青い目が特徴です。バーマンにもソックス模様の手足がありますが、手の方は「ミトン」または「グローブ」と呼ばれ、足の方は「レース」とも呼ばれています。

シャム猫ミックス④ ヒマラヤン

Photo byKaz

ヒマラヤンも、最近ペットショップでよく見かけますが、実はこのヒマラヤンも、ペルシャ猫とシャム猫を掛け合わせた長毛種です。ヨーロッパでは古くから交配が試みられていましたが、猫種登録団体に認められるようになったのは1950年代に入ってからでした。 ペルシャ猫のフワフワとした長い被毛と、シャム猫特有のポイント模様が特徴です。現在はペルシャ猫の一種として捉えられていますが、被毛の色や模様が「ヒマラヤウサギ」に似ていたことから、「ヒマラヤン」という名前が付けられました。

シャム猫ミックス⑤ バリニーズ

Photo by M McBey

シャムの長毛タイプが「バリニーズ」です。シャム猫の長毛変異種です。ターキッシュアンゴラとのミックスという説もありますが、「立ち居振る舞いがバリ島のダンサーのように優雅である」ということが名前の由来になっています。ゆるやかで小さなV字型の頭に大きな耳、アーモンド形の青い目が特徴です。そして、長毛タイプではありますが、実際はそれほど長い被毛ではなく、セミロングよりもやや短い程度のシングルコートが特徴です。
 

シャム猫ミックス⑥ バーミーズ

Photo by Jem Yoshioka

バーミーズは、ミャンマーの寺院で飼育されていた「ウォンマウ」という茶色の猫とシャム猫を交配させたシャムミックスです。これまでご紹介してきたシャムミックスと違い、「ダイリュート」と呼ばれる独特な色合いが特徴です。名前の由来もその色合いからきていて、色がよく似ている「バーミーズ葉巻」から名付けられました。

やや平らな頭部に短めのマズル、丸い目、そして耳の付け根が幅が広く、両耳の間隔が離れているのも特徴です。筋肉質ながらも、被毛は非常に滑らかで、手触りがとても良いのがバーミーズです。

シャム猫とのミックス「シャムミックス」 まとめ

Photo byjwskks5786

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