バセンジーとはどんな犬?画像・値段・飼い方をご紹介!

皆さんは「バセンジー」という犬種をご存知ですか?あまり聞いたことのないこの犬種ですが、日本でもペットとして飼われている方は結構多くいます。今回は、そんなバセンジーについて、値段や飼い方、そして画像などをご紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
バセンジーとはどんな犬?
バセンジーとは、コンゴ共和国原産の狩猟用の犬種であり、同じコンゴ共和国原産の他の民族が作り出した「ニャム・ニャム」という犬種の親戚種です。「バセンジ」と表記されることもあります。
バセンジーの歴史
バセンジーは、紀元前から存在している古代犬種であると言われており、エジプト原産の「チズム」というサイトハウンドと、先祖代々その土地に住んでいる犬などとの交配によって誕生しました。バセンジーは狩猟犬として使われ、視覚猟を意味するとサイトハントと、嗅覚猟を意味するセントハントを同時に行える優れた能力を持っていたため、非常に重宝され、大切に飼育されていました。
1868年、中央アフリカを旅しながら動物研究をしていたシュバインフルト博士は、バセンジーと思われる犬について書いていて、これが現代人とバセンジーの出会いとされています。そこから、優れた容姿と能力が外部の人の目にも留まり、イギリスに数頭が輸出されました。
しかし、輸出は困難を極め、犬ジステンパーで全滅したり、繁殖に成功したものの、またジステンパーによって死んでしまったりと、なかなか思うようには行きませんでした。三度目の輸入でようやく成功し、イギリスでブリーディングが行われると、ドッグショーで人気を博し、イギリス以外の国でもこの犬種が知られるようになっていきます。
その後、更なるブリーディングが行われ、他国に輸出されるようになり、現在でも世界的に安定した人気を保っています。
画像
では、バセンジーの画像を見てみましょう。まずは子犬からご紹介します。こちらは動画です。
子犬
生後間もない頃の子犬でしょうか?パッと見はバセンジーかどうかはわかりづらいですが、丸っとしていて、たまらない可愛さですね。次は成犬です。
成犬
こちらが大人のバセンジーです。狩猟犬ということだけあって、シュッとした無駄のないボディが印象的ですね。もう一枚ご紹介します。
こちらは同じお宅で飼われているバセンジーです。このお宅では歴代バセンジーを飼われているようです。2匹並ぶと独特な存在感がありますね。
バセンジーは、狩猟犬だけあって、無駄のないシュッとしたスリムなボディが特徴です。そして、やや大きめの立ち耳で、飾り毛のない巻き尾と、非常に短い被毛(スムースコート)が特徴でもあります。脚も長いです。
毛色
バセンジーの毛色は、黒&ホワイト、レッド&ホワイト、黒&タン&ホワイト、黒、タン&ホワイト、ブリンドルなどがあります。足や胸、しっぽの先にホワイトが入っているものが好まれる傾向です。
大きさ
バセンジーの大きさは、体高42~43cm、体重9.5~11kgが平均的です。しっかりとした骨格で、筋肉質の体をしている中型犬です。性別による大きさの違いは、
- オス:体高43cm、体重11kg
- メス:体高40cm、体重9.5kg