北海道犬(アイヌ犬)ってどんな犬?性格・値段や柴犬との違いをご紹介!
ソフトバンクのCMでおなじみの【白戸家のお父さん】は、北海道犬(アイヌ犬)という犬種で、柴犬に似た見た目が特徴です。ここでは、そんな北海道犬(アイヌ犬)の性格・寿命・値段・愛らしい画像など、北海道犬(犬)の魅力を余すところなく紹介していきます!
最終更新日2020.05.06
基本的に、日本犬はどの犬種も気性が荒いのですが、北海道犬はその中でもとくに気性が荒い犬種と言われています。
勇敢な性格
北海道犬は、クマやシカなどの獣猟犬として活躍していたことから、クマを相手に臆病になることなく立ち向かっていきます。
農家の人達が北海道犬を飼いたがる傾向にあるのは、万が一クマが現れても北海道犬が助けてくれるからかもしれませんね。
寒さには強い
北海道という寒い土地で暮らしているため、寒さには非常に強いです。一方で、暑さにはとても弱いため、関東などで北海道犬を飼うのであれば、夏は常時エアコンを使用し涼しくしてあげることが必須になります。
北海道犬とアイヌ犬の違いは?
北海道犬とアイヌ犬は何が違うの?と不思議に思う方もいるでしょう。実は、北海道犬とアイヌ犬に違いはありません。そもそも、かつてはアイヌ犬と呼ばれていたのですが、1973年にアイヌ犬が国の天然記念物に指定されたことで、【北海道犬】という名前に変わったのです。そのため、呼び方は違くても同じ犬種なのです。
ちなみに、アイヌ人からは【セタ】と呼ばれていたそうです。
柴犬との違いは?
性格も柴犬に似ているし、見た目も似ていることら、違いってあるの?と思いがちですが、北海道犬と柴犬は大きさに違いがあります。
北海道犬が体高45.5~51.5cmの中型犬なのに対し、柴犬は35~40cmの小型犬になります。そのため、パッと見ただけで大きさの違いに気付くはずです。
北海道犬の値段・価格は?
北海道犬の値段・価格相場は、平均して15万円前後と言われています。もちろん、血統によってはもっと高いこともあります。ただ、柴犬などと価格はそう変わりません。
基本的には、子犬をペットショップやブリーダーさんの元で購入するような形になるのですが、ペットショップで見かけることがほとんどないため、ブリーダーさんの元で子犬を購入することをおすすめします。ブリーダーさんの方が、価格は少し高いかもしれませんが、ペットショップでよくあるオプションのようなものはないので、トータルで考えれば同じくらいの価格になるでしょう。
北海道犬の飼い方や注意点
北海道犬を飼うのであれば、以下の点に注意して飼うことが大切です。
しつけは必須
すでに説明した通り、北海道犬は気性がとても荒い性格をしています、そのため、必ず飼い主さんがリーダーになり、しつけをしっかりと教えないと、飼い主さんに対しても噛みついてくるようになってしまうため危険です。
そのため、北海道犬を飼うのであれば、子犬のうちにお家にお迎えし、しつけを徹底的に教え込みましょう。
毎日散歩をしよう
北海道犬は、かつては獣猟犬であったことから運動することが大好きです。そのため、最低でも1日2回、各1時間位は散歩に行くようにしましょう。
もちろん、散歩に行く際も飼い主さんが主導権を握りましょう。体の大きさがあるため力も強いですが、犬の言う通りに歩いてしまうと飼い主さんをリーダーとして認識しなくなってしまいます。