代表的な警察犬の犬種は?警察犬の仕事や報酬・警察犬になるにはどうしたらいいのか?
ハンドラーに忠実で、淡々と仕事をこなす警察犬。実際に警察犬のおかげで解決した事件はいくつもあります。勇敢で格好いい警察犬の仕事内容や報酬等についてご説明します。あなたの愛犬も警察犬になれるかも?警察犬になる方法もご紹介!
最終更新日2020.05.06
代表的な警察犬の犬種は?
ちなみに警察犬は、アメリカのイメージが強いですが、ドイツで最初に採用されたのがはじまりとされています。
警察犬の代表格であるジャーマンシェパードもドイツ原産の犬種です。
ジャーマンシェパード
ジャーマンシェパードは日本のほか、ドイツ、アメリカやイギリスでも警察犬として活躍する代表的な犬種です。
日本国内の警察犬で一番登録の多いのがジャーマンシェパードで、様々な現場で採用されています。
ラブラドールレトリバー
ラブラドールレトリバーは、麻薬探知犬として採用されることが多い犬種です。
日本では1984年から警察犬として登録されました。
ドーベルマン
ドーベルマンは、警戒心が強く番犬のイメージがある犬種ですが、警察犬としても活躍しています。
ほかにも、戦時中は軍用犬として重宝されました。
上記のほかに警察犬として日本警察犬協会が指定している犬種として、コリーやエアデールテリア、ボクサー、ゴールデンレトリバーがいます。
現在日本警察犬協会が指定している犬種は上記の7種類の犬種です。
ですが、民間の属宅警察犬はその限りではなく、様々な犬種が過去に警察犬として活躍しています。
例えばトイプードルやミニチュアシュナウザー、ミニチュアダックスフンド等も過去に警察犬として合格した実績があります。
名前はそれぞれトイプードルのあんずちゃん、ミニチュアダックスフンドのベッキーちゃん等、可愛らしい名前の一般家庭の犬が属宅警察犬として合格しています。
このように、日本では日本警察犬協会が指定する種類の犬種でなくても、能力が見合えば愛犬を属宅警察犬として活躍させることもできるのです。
警察犬の仕事とは?
足跡追及
主に事件現場の遺留品のにおいを覚え、そのにおいをもとに犯人の居場所を探る仕事です。
足跡追及は高い集中力と嗅覚を駆使しなければなりません。
よくニュース等で目にする警察犬は、足跡追及をしていることが多いです。
臭気選別
現場の遺留品が犯人のものであるかを突き止めることが臭気選別犬の仕事です。
鋭い嗅覚を利用し、物を嗅ぎ分ける能力に長けています。麻薬探知犬も臭気選別犬のひとつです。
その能力は裁判でも証拠として認められているほどです。
警察犬は、犯人の足跡のにおいを辿って逮捕に繋げたり、行方不明者のにおいを追って見つけ出したりと、とても格好いいですよね。
そんな警察犬の代表的な犬種をご紹介します。