セントバーナードが首から提げている樽の中身はお酒?なぜなのか理由を紹介!
セントバーナードが山岳救助犬であったことはご存知でしょうか?雪深いスイスの山岳部で大活躍しています。そして、セントバーナードは首に樽をつけており、樽の中にはお酒が入っています。なぜお酒なのでしょうか。セントバーナードとその樽について詳しくご紹介します。
最終更新日2020.05.06
セントバーナードは山岳救助犬として活躍
セントバーナードという名前の読み方は、スイス・アルプスの山中にあった聖ベルナール僧院を英訳したものです。
そして、この僧院の近くにあるグラン・サン・ベルナール峠は、真冬には-30℃を超える極寒の地であり、急用でこの雪山の峠を越えるには、徒歩で通行する他に交通手段がありませんでした。そのため、遭難者も多く、セントバーナードは、そんな人々を救助する犬として、20世紀までに2000人もの人々の命を救いました。
セントバーナードは、アニメ「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフや、映画「ベートーベン」にも出演したスイスの国犬として親しまれている超大型犬です。性質は穏やかで辛抱強く優しいとされています。
現在では、その大きさのあまり、家庭犬として飼われていることは少ないセントバーナードですが、救助犬として活躍した以外にも、荷車を引いたり荷物を運んだりなど、人間の仕事の手助けをする使役犬としても活躍しました。
セントバーナードの樽の中身はお酒?
セントバーナードが首につけている樽の中には、遭難者を救うための物資や薬などが入っているように思いますが、実は中身は、ウイスキーやブランデー、ラム酒などのお酒が入っています。
ではセントバーナードの首の樽になぜお酒を入れているのでしょうか?
なぜ樽の中身はお酒なのか?
セントバーナードの首の樽の中にアルコール度数の高いウイスキーなどのお酒が入っているのは、遭難者に飲ませて体を温めるためです。
セントバーナードが遭難者を見つけたからといって、すぐに救助者がその雪山に駆けつけられるとは限りません。その救助を待つ間に、遭難者の体を温め続けるためにウイスキーなどのお酒が必要だったのです。
まとめ
おっとりして温和で優しい性格のセントバーナードですが、雪山の遭難者を救う勇敢な救助犬でした。首につけている樽の理由も納得です。大型犬の中でも特に大きい犬種と言われるセントバーナードは、とても頼りがいのある犬種です。
首に樽をつけたセントバーナードのモダンアート
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参考価格: 4,550円
セントバーナードが首つけている樽が通販で販売されているのか調べてみましたが、樽自体は購入できないようです。しかし、首に樽をつけたセントバーナードの素敵なモダンアート絵画がありましたので、ご紹介します。
セントバーナード愛好家にはたまらない1枚ですね。
大きさ | 31cm×61cm×7.6cm |
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以上、「セントバーナードが首から提げている樽の中身はお酒?なぜなのか理由を紹介!」の記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ところで、セントバーナードが、首に小さな樽をつけているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
この樽の中身が何であるか、なぜ首につけているのかについて、以下でご紹介していきます。