犬が飼い主の膝の上に座る理由は?しつけ上座るのを許しても良いのか?

犬が飼い主の膝の上に座る理由は?しつけ上座るのを許しても良いのか?

愛犬が飼い主の膝の上に乗ってくるのは、本当に愛らしいものです。どんなに大きい子でも、許してしまいますよね!では何故、犬は飼い主の膝の上に乗るのでしょうか?それには、どんな意味があるのか、また、しつけ上許して良いのかなど、飼い主にとっては気になることでしょう。

momokogo
ライター

momokogo

保護猫、捨て猫を中心に現在まで累計9匹の猫を飼ってきました。犬は、里親探しや散歩のボランティアをしていた経験があります。現在は、9kgの猫と一緒にダイエットに励む毎日です。

記事の目次

  1. 1.犬が飼い主の膝の上に座る理由は?
  2. 2.犬が飼い主の膝の上に座るのは許してOK?
  3. 3.犬が飼い主の膝の上に座る時の気持ちを読み取ろう
  4. 4.まとめ

犬が飼い主の膝の上に座る理由は?

愛犬が膝の上に乗ってくるのは、よくありますよね?

乗る人はご主人だったり、子どもだったりすることも。では、何故、犬は飼い主の膝の上に乗るのでしょうか?膝の上に乗るときはどんな時なのか、その意味なども併せて解説していきます。

飼い主の膝の上に行きたいはなちゃん。飼い主さんは忙しそうだなあ。

①子犬の時の癖

Photo bycongerdesign

子犬は、母親の口元を舐めることで、本能的に食事を催促することがあるといわれています。

そのため、お腹がすいてご飯が食べたい時に、飼い主の膝に乗って、飼い主の口元を舐めるといった行動をすることがあるのです。本能的な習性による行動から、飼い主の膝の上に乗ってくるということもあるのですね。

犬からすれば、悪意も善意もない、単なる当たり前の行動ということになります。

②飼い主に甘えたいから

 犬は飼い主に構ってほしかったり、甘えたい時に、飼い主の膝の上に乗ることがあります。甘えん坊な子犬に多い行動ですが、感情が豊かな犬に育つようには、子犬のうちからしっかりと愛情を持って接するほうが良いとされています。

そのため、子犬があまえたくて膝の上に乗ってきた時は、そのまま甘えさせて良いようです。

しかしながら、ずっと子犬として扱ってしまうことで、飼い主との主従関係が逆転してしまう可能性もあります。特に、チワワなどの小型犬は、つい膝の上に乗せるのが癖になりがちなので、注意が必要になるでしょう。

③不安がっている時

犬も、不安になる時が沢山ありますが、そんな時にも飼い主の膝の上に乗ってくることがあります。

特に、飼い主と長い時間を共に過ごして きた子犬などは、少し離れるだけでも不安を感じる犬もいるでしょう。また、病院などの慣れない場所に行っても、不安になることと思います。不安を紛らわすために膝の上に乗るのは、許してあげて良いでしょう。

しかし、膝の上に乗ることが習慣になりすぎると、犬は、飼い主と少しでも離れないでいると、不安に感じてしまうかも知れません。

そういった場合は、少しずつ膝から降ろす習慣をつけていくことをおすすめします。

④自分の方が立場が上だと示している時

犬は、主従関係や相手との優劣を明確に考えて、自分の中で順位をつける習性があります。

つまり、自分が飼い主より優位に立っている、もしくは飼い主を支配したいと犬が考えている場合にも、飼い主の膝の上に乗ることがあります。それには自分の匂いをつける意味もあるようです。

膝の上から降ろそうとした時に、唸ったり吠えたり、噛み付こうとした場合は、主従関係を再構築するためのしつけが必要になってくるでしょう。

実は膝の上で寝るという行為も、飼い主を下に見ているあかしなのだとか。この場合も、正しい主従関係を築くためには、膝から降ろすことをおすすめします。

犬が飼い主の膝の上に座るのは許してOK?

はなちゃんは息子の膝も好き。ずっとどかないでいると、息子も動けなくて困ってしまいます。

甘えや不安から膝の上に乗るのはOK!

人間の子供も、甘えたい時や不安な時は抱っこをおねだりするでしょう。それと同じように、犬が甘えや不安で飼い主の膝に乗るのであれば、許してあげても良いのではないでしょうか?

ただ、前述の通り、しつけと甘えのメリハリを付けたコミュニケーションを心がけることは、明確な主従関係を構築する上でも必要になってくるでしょう。

飼い主より立場が上だと示すのはNG!

犬が、飼い主のことを見下したり、立場が下だと見ているならば、普段からきっと飼い主に吠えたり、言うことを聞かなかったり、呼んでも来なかったりするでしょう。

そんな時に膝の上に乗ってくるのは、飼い主より立場が上だと主張する行動なので、決して許さず、すぐに膝から降ろして足元に座らせた方が良いでしょう。

前述でも述べましたが、膝の上で寝たり、膝から降ろそうとしたら唸ったり吠えたりする時も、降ろす必要があるでしょう。

Photo by5688709

このまま膝の上で寝ることもしばしば。しかしこうなると、主従関係は犬が上なのですね。

飼い主との立場を認識させるためにも犬の「しつけ」はとても重要です。犬のしつけについて下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

次のページ

犬が飼い主の膝の上に座る時の気持ちを読み取ろう

関連記事

Article Ranking