ロップイヤーの飼い方は?ロップイヤーの性格や種類と値段をご紹介!
長~い垂れ耳とつぶれたお鼻がとってもチャーミング!ペットとして大人気のロップイヤーについてまとめました。ロップイヤーってどんな種類がいるの?性格は?飼いやすいの?とっても愛らしいうさぎさん、ロップイヤーの世界へようこそ!
最終更新日2020.05.06
中でも、日本で人気のあるロップイヤー5種類について解説します!
1.ホーランドロップ
一般的には短毛種に属しますが、頭や耳の毛だけ長い子、ほっぺただけふさふさの子など色々なバリエーションの個体がいます。
また、毛色のバリエーションが30種類以上と豊富です。
2.イングリッシュロップ
イギリス原産で、体重は4~4.5kgと大きめの品種です。
ロップイヤーの種類の中でも特に耳が長いのが特徴です。耳を広げれば70cmほどになる個体もいます。地面に擦れるほど大きな耳は、お手入れが必須です。擦れて傷になっていないか、爪で傷つけてしまっていないかなどきちんと見てあげてください。性格はとても穏やかで人になつきやすいです。
イングリッシュロップがラビットショーに出る時は耳の長さに注意です。ラビットショーの規定の長さをクリアしていないとイングリッシュロップとして認定されない場合があります。
3.フレンチロップ
フランス原産で、体重は5~6kgでうさぎの中では大型種です。大きい個体では10kgを超えることもあります。
とても優しく人なつっこい性格ですが、身体が大きいのでキック力なども強いです。かわいらしい顔と大型種ならではのパワフルさのギャップはとても人気があります。
しかし、飼育には注意も必要です。身体も大きいため、ケージは他のロップイヤーより大きめのものを用意してください。小動物と侮らず、大きめの小型犬くらいと想像した方が良いかもしれません。
飼育する際は広めの場所を用意し、遊ぶときにストレスにならないような環境作りを心がけてください。
4.ミニロップ
ドイツ原産で、ロップイヤーの中では雑種に近い位置づけの品種です。名前にミニとつきますが、ホーランドロップより少し大きめで、体重は2~3kgです。
とても好奇心が旺盛で、飼い主とのスキンシップも大好きです。環境に適応する能力が高いためホーランドロップ同様、初めて飼う人に向いています。ペットショップで見かけることも多いです。
飼育時はケージに入れっぱなしにし、構うことが少なくなるとストレスが溜まることがあるので注意です。
5.アメリカンファジーロップ
アメリカ原産で、体重は2~2.5kgと小さめの品種です。性格は穏やかで優しい性格で人に慣れやすいです。アンゴラ種との交配によって生まれた品種なので、やわらかな長い毛並みが特徴です。
長い毛は、絡むと毛玉になり皮膚にダメージを与えてしまうので、少なくとも週に2~3会程度のブラッシングは欠かせません。身体全体の毛が長いので排泄時に汚してしまう可能性がありますので、お尻周りも清潔に保てるようお手入れしてあげてください。
ぬいぐるみのようなふわふわな毛を揺らしながら、駆け回る姿がとても愛らしいです。
それぞれ、種類で大きさや性格に色々な違いがありますね。
大型種になると、スペースもそれなりに必要になるため、飼育環境に適しているか判断してから選びましょう。
お気に入りの種類を見つけたら、まずは適切な飼育環境を整えましょう。
ロップイヤーの値段と寿命
しかしひと言でロップイヤーと言っても様々な種類がありましたよね。ブリーダーやペットショップ、うさぎ専門店などで扱っている種類も値段も少しずつ変わります。
また、種類によって寿命も違うのでしょうか。実際に種類別に見ていきましょう。
ホーランドロップ
値段:3万円前後
寿命:7~10年程度
イングリッシュロップ
値段:5~7万円前後
寿命:7~10年程度
オランダ原産で、体重は1.5~2kgと小さめの品種です。日本でロップイヤーといえばこの品種が最も人気があります。
温和で人懐っこい性格で初めて飼う人に向いている品種です。