ミニチュアピンシャーとはどんな犬？性格・値段・飼い方をご紹介！

「ミニピン」という呼ばれ方で広まっているミニチュアピンシャーですが、どのような犬なのかご存知でしょうか。

ミニチュアピンシャーはドイツ原産の小型犬です。
見た目はドーベルマンを小さくしたような見た目の犬ですが、ミニチュアピンシャーの祖先犬はヘル・ピンシェルという中型の犬です。

ヘル・ピンシェルにイタリアングレーハウンドやダックスフンドやテリアを掛け合わせて誕生したのがミニチュアピンシャーであるとされています。

ヘル・ピンシェルはドーベルマンと同じ祖先のため、ミニチュアピンシャーが似ているのも納得できます。
短い尻尾もドーベルマンと同様に子犬の頃に断尾されています。

ミニチュアピンシャーとはどのような見た目をした犬なのか、子犬の頃の写真と成犬の姿の写真と共にそれぞれ紹介します。

子犬のミニチュアピンシャーは、まだ体が引き締まっていないためムチムチ感のあるかわいらしい見た目をしています。マズルは丸めで成長と共に細長くなっていきます。

体が引き締まりスラッとした体型の犬になります。毛は硬めで艶々として綺麗な色をしています。

ミニチュアピンシャーの毛色は、単色か2色で構成されているバイカラーです。

単色の場合は茶色っぽいレッドかブラウン、バイカラーの場合はブラック＆タンかチョコレート＆タンです。
どの毛色もペットショップで販売がある毛色です。

老化してくるとホワイトの毛が体全体に少しずつ出てきます。

体高25cm～30cm、体重4kg～6kg程の小型犬です。

オスとメスとでそれほど大きさに違いはありません。
 

体高と体長がほぼ一緒のバランスの良い体型をしています。

足は細いですが、ボディは筋肉質でスラッとした綺麗なラインの犬です。
顔が小さいので大きな立ち耳が印象的で首は長めです。

ミニチュアピンシャーの尻尾は産まれたときは長いですが、断尾が慣習となっている犬種のため産まれてすぐに断尾され、成長した姿は尻尾の短い犬です。

また、耳も本来は長いですが、断耳して短くしています。

ミニチュアピンシャーの平均寿命は15年程です。
小型犬の平均寿命としては平均的な寿命です。

寿命は生活環境によって大きく変わりますので、迎え入れる前にミニチュアピンシャーについて理解を深め把握し、ミニチュアピンシャーが快適に生活できる環境を整えといてあげてください。

基本的にミニチュアピンシャーは遊び好きで優しい犬種ですが、敏感で神経質な面も持ち合わせている犬種です。
ミニチュアピンシャーの性格についてそれぞれ詳しく紹介します。

ミニチュアピンシャーは賢く、学習能力が高い犬種です。
子犬の頃からしっかりコミュニケーションをとり接していれば、飼い主の言うことを理解し、行動できるので飼いやすさのある犬です。

わがままな面もあり、吠えが出やすい犬種でもありますので、しつけをおこない飼い主の指示に素直に従えるようにしておくことが大切な犬種です。

子犬の頃から飼い主がしっかりリーダーシップをとって生活できるようにしましょう。

ミニチュアピンシャーは明るく遊び好きな犬種です。

落ち着いた犬を求めている方には向いていませんが、外に遊びに行くことが好きな方にとっては最高のパートナーとなるでしょう。

ドッグダンスやアジリティーなどもできる犬種ですので、スポーツが好きな飼い主はミニチュアピンシャーとのドッグスポーツを楽しんでみてください。

ただ、足が細く関節が弱い犬種なので、足に負担がかかり過ぎないように様子をみながら楽しみましょう。

友好的な犬種で初めて会う犬とでも仲良くできる犬種です。
友達を作るのが得意なのでドッグランに行っても楽しめるでしょう。

自分からどんどん相手にせまってしまうので、相手の犬はびっくりしてしまうことがあります。
相手の犬の様子をみて、お互い安全に怪我をしないように挨拶させてあげてください。

陽気で明るいミニチュアピンシャーですが、敏感で神経質な面も持っているので、子犬の頃から様々なものに慣らし、恐いものがないようにしてあげてください。

神経質な面が強いミニチュアピンシャーだと、来客時に隠れてしまうこともあります。
攻撃行動がでる場合もありますので、他人を怪我させないように子犬の頃からしっかりと社会化のしつけを念入りにおこないましょう。

次のページではミニチュアピンシャーの値段についてご紹介します。