リチャードソンジリスの飼い方・値段・寿命・鳴き声を紹介!
「おっさんのような仕草が可愛すぎる!」と評判のリチャードソンジリス。ペットとしての人気も高まりつつあるため、どんな動物なのか気になっている人も多いのでは?本記事では、そんなリチャードソンジリスの性格・飼い方・値段・寿命などの情報をまとめてお伝えします!
最終更新日2020.05.06
リチャードソンジリスがかかりやすい病気
最後に、リチャードソンジリスがかかりやすい病気についてお伝えします。リチャードソンジリスを始めとする捕食動物は、敵に弱みを見せないよう、体のどこかが悪くても元気に振る舞うことがあります。
そのため、毎日の排泄物・毛並み・エサの食いつき具合などをよく観察するなど、飼い主側で早期に異変を察知するための努力をすることが大切です。
ペットのリチャードソンジリスに次のような症状が出たら、自力で対処しようとせず、すぐに動物病院を受診しましょう。
口内の疾患
噛んだり齧ったりすることが大好きなリチャードソンジリスにもっとも多いのが、口内の疾患です。口内の疾患には奥歯の伸び過ぎ・口内炎・頬部唾液腺由来の腫瘍・ガンなどさまざまなものがありますが、飼育下でよく目にするのは「不正咬合(ふせいこうごう)」です。
不正咬合は、なんらかの原因で上下の歯が正常に噛み合わなくなってしまう疾患。発症後すると物を齧りにくくなるため、普段よりもエサの食いつきが悪くなります。ひどくなると、噛み合わせがズレた歯によって頬の内側が傷つき、顔が腫れてくることもあります。
下痢
下痢も、リチャードソンジリスがかかりやすい病気の1つ。環境の変化・過度な触れ合いによるストレスや水分の多い食べ物、大腸菌をはじめとする細菌感染などが原因で起こります。
抵抗力の弱いベビーや老齢のリチャードソンジリスの場合、たった一度の下痢で亡くなってしまうケースもあるので、こまめにケージ内の排泄物をチェックしましょう。下痢を繰り返さないよう、飼育環境や食事内容を改善する必要もあります。
副鼻腔炎
不正咬合・下痢に続く病気で注意が必要なのが、鼻水や鼻詰まりなどの症状が出る副鼻腔炎です。治療をして治るケースもありますが、オドントーマ(歯牙腫)による副鼻腔炎の場合は、対処療法や手術を行っても死亡する確率が高くなります。
まとめ
リチャードソンジリスはプレーリードックほどすぐになつくわけではないものの、その習性をきちんと理解し適切な飼育環境を整えてあげればなつく動物です。
ペットショップ等では可愛らしく動き回る姿を見ることができますので、リチャードソンジリスが気になっている人は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。