リチャードソンジリスの飼い方・値段・寿命・鳴き声を紹介！

基本的には、高めの声で「ピッ！」「チッ！」と鳴きます。おやつの催促時など、飼い主に何かを要求している時にも出やすいようです。

嫌なことをされて怒っている時や威嚇している時は、低い声で「ギー」「ギュウ」と鳴きます。威嚇時は鳴き声の他にも、歯をカチカチ鳴らすなどの怒りのサインが見られます。
 

リチャードソンジリスの寿命は5～6年ほど。しかし、個体差が激しく3年ほどで亡くなるケースもあれば、10年生きるケースもあります。

寿命が縮む原因は、ストレス・怪我・病気・先天性の病気など。先天性の病気がなく飼育環境に問題がなければ、長生きしてくれる動物と言えます。

ケージ内を元気に動き回る活発な一面を持ちつつ、その一方で神経質で臆病な性格でもあります。野生下ではコヨーテ・ヘビ・タカなどに捕食される動物であるゆえ、警戒心も強いです。

そのため、基本的にはなつくまでに時間がかかる動物だと思っておいた方がいいでしょう。

続いて、リチャードソンジリスの飼い方・飼育方法をご紹介します。リチャードソンジリスにとって快適な飼育環境を整えるため・なつく子に育てるためには、どんな点に注意したら良いのでしょうか？詳しく見ていきましょう。
 

小柄なリチャードソンジリスですが、活動時間内はよく動き回るためそれなりに広さのあるケージを用意する必要があります。目安として、うさぎ用ケージくらいの大きさがあれば十分でしょう。ケージには水槽タイプ・金網タイプの2種類があり、どちらにもメリット・デメリットが存在します。
 

リチャードソンジリスも人と同じで、温度差の激しい環境に置かれると体調を崩します。ケージ内の温度は18～24℃、湿度は30～70％に保ちましょう。

炎天下に置かれていれば熱中症になりますし、空気が冷える始める秋から気温がグッと下がる冬にかけて温度管理を怠ると、冬眠に入ったまま亡くなってしまうリスクもあります。

ケージには必ず温度計・室温計を設置し、季節によってはエアコンやペット用ヒーターなどを使用して、温度を一定に保ってあげましょう。

巣穴を掘って生活する習性から、物を噛んだり齧ったりして壊すのが大好きなリチャードソンジリス。ケージ内の物も例外ではなく、頻繁に齧って破壊します。プラスチック製の飼育用品などリチャードソンジリスが壊しやすいものは特に消耗品と考えましょう。

壊されやすいグッズナンバー1の給水ボトルは、プラスチック製のものではなくワイヤーで固定するタイプの商品を選ぶと安心です。噛み癖のある子の対策として、かじり木やヘチマ棒などを設置するのも良いでしょう。