ハムスターが冬眠?冬眠の見分け方と回復までの流れを紹介!

ハムスターが冬眠?冬眠の見分け方と回復までの流れを紹介!

ハムスターは冬眠するという話は聞いたことがあっても、冬になって実際に動かないハムスターを見ればびっくりしますね。この冬眠の状態から回復させたくても間違った方法では命を奪いかねない時もあります。今回はハムスターが冬眠してしまった時の対処法と予防策をご紹介します。

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ライター

orion

動物病院で看護師として7年半勤務し、現在は動物の訪問介護・ペットシッター・飼い主さん向けセミナー講師を行っています。甘えん坊な猫1匹と同居中。

記事の目次

  1. 1.ハムスターの疑似冬眠とは?
  2. 2.ハムスターが冬眠しているのかどうかの見分け方
  3. 3.ハムスターが冬眠している場合にとるべき行動と回復までの流れ
  4. 4.今後ハムスターを冬眠しないようにする対策
  5. 5.まとめ

いつもの小屋を低コストで暖かく

ハムスターがいつも寝ている小屋がプラスチック製のものなら、プラスアルファとして保温性の高い小屋を追加してあげるのも良い方法です。

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最も簡単なのは牛乳パックです。
1リットルの牛乳パックを半分程度に切り、巣材を入れてあげます。

低コストながら温かく、掃除の時にも簡単に処分できるため、冬にはもう1部屋増やしてあげるといいでしょう。

巣材を増やす

床材に埋もれるハムスター

保温性を高めるには、普段よりも巣材を増やしてあげることを意識しましょう。

普段床材として敷いているものも、体が埋もれるくらい入れてあげます。
もしもふかふかしすぎて歩きにくそうであれば、手で押して一部を固めてあげましょう。

小屋の周囲に巣材があると、ハムスターは自分でちょうどいい環境のベッドを作ります。
ただしその材料が足りないと暖かい寝場所が作れないので、多めに入れてあげることが大切なのです。

巣材は季節に合わせて、あなたのハムスターが好む素材を探してみてもいいでしょう。
ただし、綿は足に絡まったり、誤食した時に腸閉塞によって死亡する原因になるため使わないようにしてください。

まとめ

ハムスター

ハムスターを長生きさせようと思ったら、その長くはないタイムリミットを飼い主さんの手で縮めないように注意しなければいけません。

疑似冬眠はその最たる状態です。

ただし、注意していたつもりでも、思いもよらない寒さによって疑似冬眠に陥ってしまうこともあります。
そんな時には、疑似冬眠なのか亡くなってしまっているのかの見分け方に注意して確認してみましょう。

同時に、正しい起こし方でハムスターへの負担を少しでも減らしてあげることが大切です。

ハムスターの平均寿命や、長生きの秘訣を知るためにはぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
愛する小さな家族と、少しでも長く、楽しく暮らしてくださいね。

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ハムスターの平均寿命について解説!長生きするために必要な事は?
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