ペンギンの数え方の単位は「羽」それとも「匹」?
見た目も歩き方も可愛い人気者のペンギンですが、その数え方や単位で悩んだり、はっきりわからない人も多いと思います。ペンギンは鳥類だからの数え方は「羽」?それとも「匹」?今回はそんな悩みを解消すべく、ペンギンの数え方についてご紹介します。
最終更新日2020.05.06
ペンギンの数え方の単位
ヨチヨチと歩く姿や、そのなんともいえないフォルムが可愛く、水族館などでも大人気のペンギン。
そのペンギンの正確な数え方は、基本的には「羽(わ)」です。鳥類であるペンギンの数え方の単位は、ほかの鳥たちと同じ「1羽」「2羽」と数えます。
しかし、ときには他の動物の数え方である「匹」を使うこともあるようです。同じペンギンなのに、どうして「羽」と「匹」にわかれるのでしょうか。
ペンギンの数え方の単位が羽の理由
ペンギンは鳥類です。鳥類は、大きさに関係なく「羽」と数えます。
しかし、ペンギンには羽があっても、空を飛ぶことができません。羽があっても飛べない鳥類は、他の動物の数え方である「匹」を使うこともあります。
ペンギンの羽・翼は何のため?
ペンギンについてる羽・翼はなんのためにあるのでしょう。それは、海中や水槽の中を泳ぐためだけにあります。ペンギンには、鳥類共通の「尾椎骨」があり、その昔のペンギンの祖先は飛んでいたといわれています。しかし、ペンギンを襲う相手がいなかったこと、餌が海中にあることで、飛ぶことを止めたペンギンの羽や翼は、海を泳ぐためのヒレに変わった、とのことです。
ちなみに、全18種類いるペンギンの中で、空を飛べる種は1つありません。
確かに、ペンギンが空を飛ぶシーンを見たことがありませんでしたが、そんな歴史があったとは知りませんでした。基本的には鳥類はすべて「羽」と数えても、場合によっては「匹」であったり「頭」であったりと、数え方の違いやその理由を知るのは面白いですね。
本サイトでは、ペンギン以外の生物の数え方も公開しています。ぜひご覧になって、他の生物の数え方についても知っていただければと思います。
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