トイプードルって臭い?どんな臭いなの?臭い対策をご紹介!
愛犬のトイプードルの体の匂いが気になっている方は意外といらっしゃるのではないでしょうか。それは汗の匂いだけでなく、口臭や便臭が原因かもしれません。トイプードルに普段と違う”臭い”が現れたら、この記事の内容を参考に該当すると思われる臭い対策を行ってみてください。
最終更新日2020.05.06
トイプードルって臭い?どんな臭いなの?
トイプードルの体臭は、他の犬種に比べて少ないと言われています。ただ、毛の長さや質によってはきつい臭いを発する子もいるようです。
臭いの種類は個体によって異なりますが、具体例を挙げるのであればエサやウンチのような臭いがする子もいます。
トイプードルが臭い原因
トイプードルは本来体臭がきつくない犬種ですが、人間のように毎日入浴したり、歯磨きをする習慣がないことから必然的に臭うように。あまりに長期間シャンプーをしていない子からは獣臭が漂うようになります。
体の中でも汚れやすい部分から臭い始めるため、”①体臭、②口臭、③便臭”の3つが臭いの主な原因とされています。
原因①:トイプードルの体臭(汗の匂い)
犬のかく汗には匂いのしないサラサラの汗と、フェロモンや個体を識別するための匂いがする汗の2種類存在します。
独特の匂いを放つ汗は、人間の脇や耳の中で分泌されるものと同じ種類のものですが、犬の場合は体中から分泌されるため体臭となりやすいです。匂いの少ない犬は、体臭も少ないと言えるでしょう。
原因②:トイプードルの口臭
食べたものが歯にこびりついたり、溜まった歯石が原因となって臭いを発生したのが口臭。
また、消化の際に発生したガスがお尻から出なかった場合に口まで戻ってくることもあります。
原因③:トイプードルの便臭
犬の大腸に住み着いている「ウェルシュ菌」や「大腸菌」等の30兆個もの細菌が、消化の際にたんぱく質や脂肪を分解して発生する有害物質が悪臭を放つため、便として排出されたときに臭いを発生します。
トイプードルの臭い対策
ここからは、飼っているトイプードルに臭いが出始めた時に活用出来る「臭い対策」を6つご紹介します。
飼い主のちょっとした心がけで臭いをマシに出来る方法は沢山あるので、是非活用してくださいね。
対策①:定期的なシャンプーで良い匂いに!
汗をかきやすい夏場は2~3週間に一度、それ以外の時期は最低でも月に一度の頻度でシャンプーしてあげましょう。嫌がる子でも洗ってあげないと獣臭を発生するようになるため、シャワーの水圧を弱めにしたり、初めは顔付近に水をかけない等注意をして徐々にシャンプーに慣れさせていってください。
シャンプーは、人間用のものだと犬にとって刺激が強すぎたり、匂いが残ってしまうことがあるため必ず犬専用のものを使用してくださいね。
対策②:ドライヤーで乾燥して良い匂いに!
シャンプー後は雑菌の繁殖を防ぐため、ざっとタオルドライしてからドライヤーを使って素早く乾かしてあてください。
ドライヤーの当て方にもポイントがあり、毛の流れとは逆方向から風を送ってあげることで乾燥にかかる時間が短縮できるうえ、乾かし残し対策としても有効です。
やけど予防のためにドライヤーと飼い犬の間を30㎝以上離し、細かく動かしながら乾かすのも重要となります。
また、犬用コームで毛をとかしてあげると、体に残っている虫の死骸やふけ等の汚れを落とすことが出来てさらに清潔な仕上がりになるでしょう。