メインクーンの平均寿命は?ギネス記録や長生きのコツを紹介!
大型猫のメインクーンは、その存在感と優雅な風貌でとても人気があります。そんなメインクーンの平均寿命が何歳なのか、皆さんはご存知ですか?本記事では、メインクーンの平均寿命や、驚きのギネス記録、そして長生きのコツについてお伝えします。
最終更新日2020.05.06
寿命のコツ② 温度管理に注意する
シルキーな長毛とたくましい筋肉のおかげで寒さに強いメインクーンですが、その反面、暑さに弱い傾向にあり、特に蒸し暑い日本の夏は大苦手です。そのため、メインクーンは熱中症になりやすい猫の代表格であり、夏場の温度管理を徹底する必要があります。
夏だけでなく、快適に過ごせる温度を常に保ちます。シニア期のメインクーンは、逆にエアコンの冷気で体調を崩してしまうこともありますので、メインクーンの様子を観察しながら、臨機応変な温度管理に努めましょう。
寿命のコツ③ ライフステージに合わせた食事
成猫になるまで、長い時間を要するメインクーンは、子猫である3~4年の期間で、じっくり骨や筋肉を成長させていきます。1歳までは急激に体が成長するため、体作りに必要な豊富なタンパク質・高カロリーのフードを与えます。1歳を過ぎたら、徐々に成猫用のフードに切り替えていきますが、フードの切り替えのタイミング判断が難しい場合は、1歳を迎える前に一度動物病院に相談するのも手です。
1歳以降は肥満に要注意です。体が大きい分、ついつい食べ過ぎになりがちですが、メインクーンのような大型の猫は、肥満が原因で関節に負担が掛け、歩行困難になったり寝たきりになってしまう恐れがあります。年齢別に合わせ、きちんとした食事管理が重要です。
寿命のコツ④ 遺伝子疾患・病気をあらかじめ把握する
メインクーンには、4つの遺伝子疾患があります。
- 肥大型心筋症
- 脊髄性筋萎縮症
- 多発性嚢胞腎
- 股関節形成不全
また、発症年齢も生後6ヶ月~16歳と幅があり、オス・メスのどちらでも罹患するといわれています。この遺伝子疾患を忘れないようにし、治療に有効とされている超音波検査や血液検査を受けるためにも、定期的に動物病院で健康診断を受けましょう。早期発見と適切な治療がカギです。
メインクーンの平均寿命 まとめ
大きくて存在感のあるメインクーン。いつまでも健康で長生きしてもらうためには、我々飼い主の管理と注意が不可欠です。メインクーンは長毛ですので、こまめなブラッシングもお忘れなく。適切なケアと愛情たっぷりで、ギネス級の長寿を目指しましょう!
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