ハリネズミが餌を食べない原因は?食べない場合の対処法は?

近年ペットとして人気のあるハリネズミ。ハリネズミカフェなるものも登場し、多くの人を魅了しています。しかし、そんなハリネズミが、なんらかの原因で餌を食べないことがあります。なぜ、ハリネズミは餌を食べないのでしょうか?今回はその原因や対処法をお伝えします。
最終更新日2020.05.06
原因①でお伝えしたように、神経質で臆病なハリネズミは、まだ慣れない環境に戸惑っています。ですので、ハリネズミをお宅にお迎えしたばかりのころは、なるべくそっとしておいて、慣れるまでは見守ってあげることが賢明です。
案外してしまいがちなのが、お迎えした嬉しさやテンションで、簡単に触れたりすることです。ついつい触りたくなる気持ちはわかりますが、これではハリネズミは慣れるどころか、ストレスを感じてしまいます。ですので、慣れるまではそっとしといてあげましょう。慣れてくると、ハリネズミ自らにおいを嗅いできたり近づいてくるので、そのタイミングをじっくりと待ってみましょう。
対処法② 温度管理を徹底する
原因②のように、ハリネズミは自らの体温調整が難しいため、夏バテや冬の寒さに対応すべく、ハリネズミと季節にあった温度管理の徹底が必要です。冬の間は18℃以下で不調になるとお伝えしましたが、夏の場合は30℃以上で危険度が増します。さらに日本の夏特有の高い湿度もプラスされると、さらに危険な状況です。
30℃以上は人間にも危険なので、自宅にいるときは大丈夫かもしれませんが、留守中でエアコンを切ってしまうと大変なことになりますので、くれぐれもご注意ください。
対処法③ バランスを考えて、偏食や飽きさせない工夫をする
グルメで偏食で好き嫌いが多いとなれば、好きなものだけを与え続ける、ということは非常に簡単ですが、それでは栄養バランスが崩れてしまいます。しかも好きなものだけ与え続けていると、おそらくやがてはそれにも飽きてしまいます。人間も同じですよね。
食べないよりは、好きなものだけを与え続けることも良いのですが、栄養バランスを崩してしまえば、その後の病気にも繋がり、あまり良策とはいえません。なので、好きな餌・好きなご飯をいくつか用意し、毎日ローテーションしていくのも良いのではないでしょうか。それにはもちろん栄養バランスの考慮も入ります。
なお、ハリネズミは歯や顎が弱いため、餌はふやかして与えることが一般的です。 適量の水を餌にかけるだけですが、その際に熱湯をかけないように注意しましょう。熱湯でふやかすと栄養素が分解されてしまうので、ふやかす際は水かぬるま湯が原則です。
対処法④ 健康管理の徹底
原因④のとおり、餌を食べない原因に病気があれば、速やかに対応が必要です。しかし、餌を食べない・食欲不振という状態は、症状がすでに進んでしまっている状況でもありますので、そこまでなってしまう前に、常日頃からの細やかな健康管理が大切です。
まだ若いハリネズミであれば免疫力もあって、良い飼育環境にあればそうそう病気になることはありませんが、加齢とともに少しずつ体も弱ってきて、飼い主の知らない内に病気になっていたり、病気が進行してたりすることもあるのでなおさらです。
また、ハリネズミは皮膚病や腫瘍、歯周病などがかかりやすいといわれているほか、脂肪肝やアレルギー、難治性の「ふらつき症候群」の心配もあります。いずれにしても、ペットとして飼っている以上は、どんな異常も不調も見逃さないように管理することが大事です。
食べないことの栄養不足と同じように、運動不足もNGです。適度な運動と、時間を決めた給餌、そしてスキンシップと、飼い主としてできることはたくさんあります。もし、元気がない状態が何日も続く場合は、すぐに病院に連れていきましょう。
ハリネズミが餌を食べない原因 まとめ
以上のように、ハリネズミが餌を食べない原因・理由は実にさまざまです。しかしどれも対処ができ、知識を持ち、工夫することで改善できることがわかりました。なかには、まるで人間のようなワガママな理由もありましたが、病気やケガといった「サイン」であることもわかりましたね。大切な命、大切なペットといつまでも一緒にいられるよう、どんなことでも見逃さないでいただきたいと思います。
なお、本サイトでは、ハリネズミについて他にも情報を公開しています。ぜひご参考ください。
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