ハリネズミの餌のおすすめランキング10選をご紹介!

犬や猫とちがって、ハリネズミの餌を店頭で見つけるのは一苦労ですよね。そんな飼い主さんにとって、人気でおすすめの餌は知りたいところでしょう。ここでは、ハリネズミを飼っている人や獣医師からの、おすすめの餌をご紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
ハリネズミの餌の選び方
野生のハリネズミは、虫や果物、爬虫類など、あらゆるものを食べるのはご存知でしょうか。このハリネズミを、ペットして飼育する場合、野生で食べるような餌を準備するのは難しいですよね。
では、ペットとして飼育しているハリネズミにはどのようなものを食べさせれば良いのでしょうか。それらをわかりやすいように、餌の種類や選び方のポイントなどから解説していきます。
獣肉中心の原材料であること
野生のハリネズミの食べ物は、主に昆虫類や爬虫類、無脊椎動物だと言われています。雑食なのですが、メインは蛋白質を多く含む肉類なので、本来の食性に合った獣肉が主原料の餌を与えることが望ましいでしょう。ここで、少し頭に入れておきたいことは、ハリネズミはモグラの仲間であること、つまりハリネズミはネズミではないのです。
ですので、ハムスター用の餌など、ネズミ科の餌をハリネズミに与えると、バランスが崩れて栄養障害を起こす可能性があるので、気をつける必要があるでしょう。
成分表をしっかりと見てみる
ハリネズミの餌における、理想的な栄養バランスは、蛋白質が30~50%、脂質が10~20%、繊維質が15%だと言われています。この数値はあくまで目安なので、必ず基準を満たさなければならないことはありませんが、値に近いほど良い餌であることには間違いないでしょう。
ハリネズミは代謝が良く、消化器官の長さが短いため、体温を上手く調節することが難しい動物だと言われています。ですので、食べ物は、体温調節に効果を発揮する、高たんぱく質な餌を必要としています。餌を選ぶ時に、迷っているならば、高たんぱく質の餌を選ぶと良いでしょう。
また、製造年月日や賞味期限もしっかりとチェックして、新鮮なご飯を与えるようにすることも大切です。
サンプルをうまく活用する
ハリネズミは好き嫌いが激しく、とてもグルメで変化のある食事を好む動物であることが知られています。ですので、食べたいと思わない餌はほとんど食べないこともあるようです。
せっかく買った餌も、ハリネズミに気に入って貰えずに、捨ててしまうことになることも充分に考えられることでしょう。そのようなことを避けるために、サンプルやお試し用を購入して、ハリネズミに味見をしてもらうことをおすすめします。
飼い主同士のネットワークなどがあれば、いろいろ買ってシェアするのも良いでしょう。
ハリネズミの餌の種類
ペットとして飼育しているハリネズミの餌は、どのようなタイプがあるのでしょうか?主な餌のタイプをここでは紹介していきます。
ハリネズミ専用フード、ドライタイプ
ハリネズミは、噛む力がそれほど強くないので、ドライタイプの餌は顎のトレーニングとして使うことが多いようです。ドライタイプのメリットは、腐りにくいので保管しやすく、賞味期限も比較的長いことにもあるでしょう。
ドライタイプの餌は、顎の弱いハリネズミにとっては食べにくいものですので、半生タイプと混ぜたり、ふやかしてから与えることが多いようです。
ハリネズミ専用フード半生タイプ
ハリネズミ専用フードの、主なタイプがこの半生タイプです。噛む力がそれほど強くないハリネズミにとって、最も食べやすいタイプの餌になります。
半生タイプの餌は、保存料などが入っていると賞味期限は多少は伸びますが、人工添加物などは、あまり与えないに越したことはありませんよね。メリットは食べやすいことですが、保管が少し面倒かもしれません。
封を切ったら早めに消費するのと、残ったものは冷蔵庫もしくは冷凍庫に保管すると良いでしょう。くれぐれも、品質の劣化した餌を与えないように、注意してくださいね。
生餌
ハリネズミの大好物である虫や、小さな爬虫類、無脊椎動物は、最も食いつきが良い餌なのは想像が安易につくでしょう。しかし、捕獲するのに一苦労ですし、このような生餌に慣れてしまっては、市販の餌を食べなくなることに繋がるかもしれません。
与えるならおやつ程度、もしくは通常の食事に少し混ぜるくらいが良いでしょう。
また、ハリネズミは毎日の食事に変化をつけないと、食べなくなる動物だとも言われています。グルメで偏食が特性のハリネズミが飽きないように、生餌を上手く使うのは良い手段になるかもしれませんね。
ああ。。こんなにハリネズミが人間懐くなんて、知っている人は少ないのではないでしょうか?ハリネズミは本当に愛らしくて、見ているだけでも私たち人間を癒してくれます。
そんな、ハリネズミの生態を知って、美味しいご飯をたくさん食べてもらって、いつまでも長生きしてほしいのは飼い主さんの願うところでしょう。