フェレットの飼い方ガイド!(種類・価格・寿命・エサ・病気)
最近飼っている人が増えているフェレット。遊び好きで賢くなつく動物だといわれていますが、どんな種類がいて、寿命はどのくらいなのでしょうか。今回はフェレットの種類や平均寿命、飼い方やなりやすい病気やその対策方法について解説していきます。
最終更新日2020.05.06
フェレットの飼い方
エサ
フェレットのエサとしておすすめしたいのはフェレット専用のドライフードです。
専用フードはフェレットが必要とする栄養をバランスよく摂ることができます。ドライフードは使いやすく、衛生的に与えられて保存が簡単であるなどたくさんのメリットがあります。
おやつ
フェレットは植物質のものを消化することが得意ではないため、おやつは動物質の食材を選びましょう。
ゆで卵の黄身やゆでた鶏ささみ、ゆでたレバーなどを少量与えると喜びますが、与えすぎると肥満の原因となります。おやつは1日に大さじ1杯程度までにしましょう。
水
常に新鮮な水をたっぷりと用意しましょう。フェレットは1日に100ml程度の水を飲むといわれています。
フェレットに限りませんが、動物は水分が不足すると脱水症状を起こしてしまいます。またドライフードを与えている場合はさらに水分が多く必要になることを覚えておいてください。
水は管理しやすく衛生的であることから給水ボトルで与えるのが望ましいですが、給水ボトルが苦手な個体の場合は皿を使っても構いません。どちらの場合も1日に1回は水を変えましょう。
ケージ
フェレットのケージは広さが十分にあることを最優先にして選びましょう。
ケージの中にトイレや寝床、食器類やおもちゃなど必要なものを置いてもフェレットが動ける程度の余裕が必要です。フェレット1匹あたり最低でも「幅60m×奥行60cm×高さ40cm」程度の大きさを確保するようにしてください。
またフェレットは野生では地面の上で暮らし、トンネルにもぐる生活をしていたことから高いところから飛び降りるのに慣れていません。骨折をしてしまう可能性があるため、あまり高さがあるケージは避けましょう。
Gifty ハリネズミ ケージ 大きめ 小動物 フェレット ゲージ 飼育ケージ スターターセット ハムスター モルモット アクセサリー 通気
参考価格: 3,999円
ハンモック
フェレットの寝床の定番といえばハンモックです。
夏は涼しいメッシュ素材のもの、冬はあたたかいフリース素材のものなど季節に合わせた素材のハンモックが市販されていますが、手作りして楽しむ方も多いようです。ハンモックはすぐに汚れてしまうため、複数枚用意して週に1~2回は洗濯をしましょう。
【レインボー】もぐれるホタテサークル / フェレット ハンモック 3シーズン サークル型
参考価格: 3,240円
トイレ
ケージの角に置くことができる、三角形や四角形のフェレット用トイレが市販されています。
形についてはどのような物でも構いませんが、トイレのしつけをしやすく、また掃除もしやすいことから大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
しつけ
しつけに大切なことは、「その場ですぐに教えること」「一貫性をもつこと」です。
フェレットの癖で一番やっかいなのがかみ癖です。かみ癖のあるフェレットが人をかんだ時はすぐに叱り、「かむことはいけないこと」であることを覚えてもらいましょう。
またフェレットに関わる人が複数いる場合は、全ての人がかみ癖に対して同じ対応をするように心がけてください。人によって対応が異なるとフェレットが混乱してしまい、かみ癖が改善しない原因になりかねません。
散歩
運動不足解消やスキンシップの一環として、散歩に連れて行くことができます。
そのためにはまず「ハーネスをつけること」に慣らす必要があります。突然ハーネスをつけようとしても嫌がる可能性が高いため、なるべく小さいうちからハーネスをつけること、そしてリードをつけて歩くことに慣らすようにしましょう。
また散歩はフェレットにとっても人間にとっても楽しいものですが、他のペットとケンカしてケガをする、落ちている物を食べてしまうなどの危険があることも忘れてはいけません。
散歩をする時はウンチを取るためのビニール袋、飲み水、おやつや日よけになるものを持って行ってください。
注意点
フェレットを飼う上で注意しておきたいのは、動物病院だからといってフェレットを診てくれるとは限らないということです。
実は犬と猫しか診察しない、診察できないという動物病院は少なくありません。フェレットを飼う前には、エキゾチックアニマルの診察経験が豊富な動物病院を探しておくことをおすすめします。
フェレットを飼うためにはどんなものが必要なのでしょうか。