初心者におすすめの熱帯魚の種類18選!飼育しやすい人気の熱帯魚はコレ!
熱帯魚を飼いたいと思っている初心者におすすめの熱帯魚の種類18選をご紹介していきます。グッピーなど小型の熱帯魚から、エンゼルフィッシュのような中型、シルバーアロワナのような大型の熱帯魚までご紹介していきます。ぜひ飼育しやすい人気の熱帯魚を飼育しましょう!
最終更新日2020.05.06
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ドワーフスネークヘッド
釣りで人気の「ライギョ」と同じグループの魚ですが、その中でも小形の種が「ドワーフスネークヘッド」と呼ばれます。陰に隠れる傾向が強く、観賞魚としては地味ですが、愛嬌のある姿や動きから隠れた人気種となっています。
よく見かけるのは「レインボースネークヘッド」という種ですが、同じ名前でいくつか違う種が紛れているようです。
似たり寄ったりの種が多く、見分けは簡単ではありません。飼い方そのものはどの種も似たようなものなので、好みで選んでもいいでしょう。
性格そのものはおとなしい種ですが、肉食性なので、口に入る魚は食べてしまいます。体色や性格にも個性があるので、単独飼育でペット的に向き合う飼い方が合っているかもしれません。基本的に丈夫で酸欠にも強いですが、白点病にかかりやすいので、水温の急変に気を付けましょう。
ドワーフスネークヘッド
- 肉食魚なので、専用フードを与えるか、生きた小魚やエビを餌にする
- 水温の急変に注意
- 飛び出すことがあるので、フタをすること
パールグラミィ
パールグラミィは小型魚で紹介したベタと同じグループの魚です。
幼魚が小型グラミィと一緒に売られていることが多いので小型種と勘違いされやすいのですが、10センチ以上になる中型種です。一見すると地味ですが、水玉模様が美しく、「パール」の名に恥じない観賞魚に育ちます。小型種にも似たような名前の種がいるので、初心者の方は特に注意しましょう。
性格は非常におとなしく、ラスボラなどと一緒に飼っても特に問題ありません。同じような中型グラミィは何種類かいますが、どれも飼い方は同じです。丈夫で飼育も簡単なので、大きささえ知っていればとても飼いやすい種類です。
パールグラミィ
- ベタと同じ「アナバス」のグループ
- 15センチほどになるので、大きさに注意
- 丈夫で飼育は簡単
コンゴテトラ
中型魚のカテゴリーに入れるか微妙な大きさですが、群れで飼うことが多く、ボリュームが大きいのでこちらにしました。アフリカに生息する、やや大きめのテトラの仲間です。性格はおとなしく、群れを作る習性があります。体色が美しく体が大きいので、10匹程度の群れで飼うととても見ごたえがあります。
大型の水草水槽で泳がせると非常に鑑賞効果が高く、水草ファンからも高い人気を誇っています。ロングフィンと呼ばれるヒレの長い品種や、アルビノなど色彩変異も知られているので、好みで選ぶこともできます。「イエロー・コンゴテトラ」という別種もいますが、こちらも飼い方や大きさは変わりません。
白点病にかかりやすいので、温度変化に注意が必要ですが、それ以外は特に注意することもなく、飼育は簡単です。
コンゴテトラ
- 「テトラ」と名がつくものの、10センチほどになる
- 群れで飼うと美しく見ごたえがある
- 基本的には簡単に飼育できるが、白点病に注意
アーリー
いわゆる「アフリカンシクリッド」の代表種です。メタリックブルーの体色が美しく、まるで海水魚のような雰囲気で人気があります。アフリカンシクリッドとしてはもっとも飼いやすい種と言えるでしょう。アフリカのマラウィ湖に生息しています。マラウィ湖は石灰質にできた湖なので、水質がアルカリ性です。そのため、飼育水もアルカリ性に保つ必要があります。
サンゴ砂を敷いたり、フィルターに入れたりすれば、簡単にアルカリ性の水を作ることができます。アルカリ性の水で飼育することになるので、弱酸性~中性を好む魚や水草は一緒にできません。
基本的には、サンゴ砂を敷いた水槽に岩組でレイアウトをして飼育します。同種同士だけでなく、別種のアフリカンシクリッドとも縄張り争いをしてケンカするので、水槽に入っている魚の数よりも隠れ家の数を多くしましょう。極端に数を多く入れれば縄張りを作ることができず、ケンカしなくなりますが、その分水が汚れやすくなるのでおすすめできません。単独飼育でも十分鑑賞に堪えますので、初めて飼うなら単独飼育が無難です。
アーリー
- 「アフリカンシクリッド」の代表種
- メタリックブルーの体色が美しく、海水魚のような雰囲気を楽しめる
- シクリッドなので、水質の悪化や変化には注意
大型の熱帯魚の仲間
30センチ以上の、迫力の大型魚たちです。
スペースの問題さえクリアすれば飼育そのものは簡単な種類が多く、総じて飼いやすいといえるでしょう。体が大きい分、寿命も長いので、ペット的に付き合うこともできます。当然ながら大型水槽が必要になるので、自宅に大型水槽を置けるのか、よく考えてから飼育に臨みましょう。数センチの幼魚から飼育し始めるケースがほとんどなので、水槽のステップアップも必要です。
さらに、寿命もかなり長いので、あまり気楽に飼い始めることはできません。近年は小型水槽が流行しているため大型魚人気はやや下火になっていますが、大型魚には大型魚ならではの人気があります。大型水槽を置けるのなら、思い切って飼育してみましょう。