おすすめの熱帯魚用ヒーターの種類5選!ヒーターの選び方の目安とは?

おすすめの熱帯魚用ヒーターの種類5選!ヒーターの選び方の目安とは?

集合住宅でも比較的手軽に飼えるペットの1つ、熱帯魚。近年自宅でアクアリウムを楽しんでいる人が増えています。そんな熱帯魚たちの水槽には冬場のヒーター設置が必須だと知っていますか?今回は水槽の大きさや使い方別におすすめのヒーターを紹介していきます。

熱帯魚の水槽へのヒーターの必要性

青色のベタ
Photo bychemmie1976

熱帯魚を飼うならヒーターは必須です。

アクアリウムを室内に設置している方が多いと思いますが、そもそもなぜヒーターを設置する必要があるのでしょうか。理由としては冬場は室内でも温度が10度以下になるため、それに伴ってアクアリウム中の水温も下がってしまうためです。

熱帯魚は名前の通りアマゾンやインドネシアなどの熱帯が由来のものが多く、寒さに弱いものがほとんどです。熱帯魚を飼育する以上、冬場のヒーター設置による温度管理は必須と言えます。アクアリウムを立ち上げる時は必ず水温計を設置し、ヒーターを設置する場所も考えておきましょう。

まれにヒーター無しで越冬させる人もいますが、低い水温は必要以上に熱帯魚たちの体力を消耗させてしまいます。最悪の場合死んでしまうリスクが高いことを覚えておいてください。

ヒーターの種類と選び方の目安

大型のアクアリウム

種類が複数あるヒーターの中から目的にあったヒーターを選びましょう。

熱帯魚用ヒーターは大まかに4つの種類に分類されます。まずはそれぞれのタイプについてメリットとデメリットを説明し、アクアリウムのサイズやタイプごとにおすすめのヒーターを紹介していきます。

熱帯魚用ヒーター① オートヒーター(温度固定式)

一番手軽で使いやすいタイプの熱帯魚用ヒーターです。

30cm以下のアクアリウムを温度管理する場合はオートヒーターが使いやすいでしょう。小型のアクアリウム向けの物が主流でしたが、最近は大型のアクアリウムの温度管理にも使用できるものが増えています。

メリット

  • コンセントにつなぎ水槽の中に入れるだけで水温を調整してくれる
  • 設定温度は26℃固定のものが多く温度管理の手間がない、ほとんどの熱帯魚に使える
  • 小型で安価なものが多い

デメリット

  • 設定温度の変更ができないため、細かく温度管理をしたい場合には不向き
  • 全ての機能が一体化しているため、壊れやすく寿命が短い
  • 壊れてしまった場合、部分的に交換して使うことができない

熱帯魚用ヒーター② 温度可変式ヒーター

基本的な機能は上のオートヒーターと同じですが、温度を調整することができる熱帯魚用ヒーターです。

メリット

  • コンセントにつなぎ水槽の中に入れるだけで温度管理をしてくれる
  • 設定温度を自由に変えることができる
  • サーモスタット型よりは安価

デメリット

  • 全ての機能が一体化しているため、寿命が短め
  • 壊れてしまった場合、部分的に交換して使うことができない

熱帯魚用ヒーター③ ヒーターとサーモスタットのセット

オートヒーターとは異なり、ヒーター部分とサーモスタット部分を組み合わせて使う熱帯魚用ヒーターです。ヒーターもサーモスタットも多くのメーカーや型番があるため、好きな物を組み合わせて使うことができます。

メリット

  • 細かい温度管理が可能
  • 壊れた場合は部分的に交換することが可能であり、比較的寿命が長い

デメリット

  • 配線が多いため景観を損ねやすい、特に小型水槽の場合ごちゃごちゃしてしまいがち
  • 一体型と比較するとやや高価

熱帯魚用ヒーター④パネルヒーター

水槽の下に敷いて使用するタイプのヒーターです。熱帯魚用ヒーターが入らない小型サイズのガラス容器やケースを温めたい場合に重宝します。

メリット

  • 熱帯魚用ヒーターが入らない小型なサイズの容器も温めることができる
  • 薄型なので目立たず、景観を損ねない

デメリット

  • 熱のロスが多く、やや電気代がかかる
  • パネルヒーターの温度=水温ではない、単体で温度管理ができず水温計が必要
  • 直接水がかかると故障する可能性が高い

水槽のサイズ

ボトルに入ったベタ
Photo byJim_Combs

アクアリウムを立ち上げる時はヒーターのことを考えておいてね

ヒーターもサーモスタットも種類が多くどれを選べば良いか迷ってしまいまが、選び方の1つの目安になるのはアクアリウムのサイズです。以下にサイズと対応するヒーターのワット数を一覧にしました。

アクアリウムのサイズに合わない小型すぎるヒーターでは必要な水温まで温まらず、大型すぎるヒーターでは電気代が無駄にかかってしまう可能性があります。アクアリウム立ち上げの際は必要となるヒーターのワット数も確認しておくと良いでしょう。

アクアリウムのサイズ(水の量) ヒーターのワット数
30cmまで(10L以下) 50W未満
30cmまで(20L以下) 50W以上
30cmから45cm(40L以下) 100W以上
45cmから60cm(60L以下) 150W以上
60cmから70cm(100L前後) 200W以上
70cmから90cm(150L前後) 300W以上

おすすめの熱帯魚用ヒーターの種類5選!

オートヒーター(温度固定式)のおすすめ

エヴァリス 水槽 プリセット オートヒーター

  • 10Wから200Wまで、水槽のサイズによってワット数が選べる
  • 内蔵センサーによる空焚き防止機能付き
  • 手入れが簡単

Original

エヴァリス 水槽 プリセット オートヒーター 10 10W

テトラ (Tetra) 26℃ミニヒーター

  • 空焚き防止機能付き、燃えにくい安全カバーが付属している
  • 50W・100Wは非常にコンパクトであり、小型水槽にもセットできる
  • 作動ランプつきで正しく作動しているか一目でわかる

温度可変式ヒーターのおすすめ

テトラ (Tetra) IC サーモヒーター

  • 内蔵ICにより、20~35℃の範囲で高精度に温度管理ができる
  • コンセントがトラッキング火災防止仕様になっている
  • 熱帯魚のやけどを防止するカバーが付属している

Original

テトラ (Tetra) IC サーモヒーター 100W

ヒーターとサーモスタットのセットのおすすめ

寿工芸 コトブキ セーフティヒートセット

  • ヒーターの色が黒いため、アクアリウム内で目立たない
  • 非常に精度が高く、設定温度±1℃の温度管理ができる
  • 熱帯魚用ヒーターの安全基準「統一基準規格」をクリアしている

Original

寿工芸 コトブキ セーフティヒートセット 100W

パネルヒーターのおすすめ

SANKO パネルウォーマー

  • 25℃~45℃の間で温度設定ができる
  • 自己温度制御機能を採用している省エネモデル
  • 作動ランプつきで正しく作動しているか一目でわかる

初心者の水槽にはオートヒーターがおすすめ

グッピー
Photo byv2killer7603

アクアリウムを立ち上げてみたい、熱帯魚初心者さんにはオートヒーターがおすすめだよ

初心者の方、これからアクアリウム立ち上げる方には30cm以下の小型アクアリウムとオートヒーターを使うことをおすすめします。

30cm以下のアクアリウムであれば立ち上げも手軽でそれほどスペースを取らず、かつ日頃の管理にもそこまで手間がかかりません。30cm以上の大型のものになると移動も管理も大変ですし、ヒーターやろ過装置なども大型のものを用意しなければなりません。大きなアクアリウムは素敵ですが、立ち上げ時は欲張らずまずは30cm以下の物から初めてください。

アクアリウム立ち上げる時には、あらかじめヒーターを設置する場所を確保しておくことも大切です。

熱帯魚用ヒーターの寿命

基本的な寿命は1年

びっくりする人

熱帯魚用ヒーターの寿命はなんと1年

熱帯魚用ヒーターを安心して使用できる年数は1年です。

特にヒーターとサーモスタットが一体になっているオートヒーター型のものは壊れやすく寿命が短いため、メーカー推奨の交換時期を守ったほうが良いでしょう。

メーカーや製品によっては2年保証をつけている物もありますが、基本的には寿命が短い消耗品と考えて毎年買い替える方が望ましいです。

数年使用することも不可能ではないが、あくまで自己責任

色鉛筆で書いたクエスチョン

ヒーターは本当に1年しか使えないの?

熱帯魚用ヒーターの基本的な寿命は1年(長くて2年)ですが、自己責任で3年以上使用することはできます。

ただしヒーターは水の中で使用することから非常に劣化しやすいものです。使用中に壊れてしまうと水温が急激に下がり、熱帯魚に大きなダメージを与えかねません。また配線が故障して発火し、火災が起きる可能性もあります。できれば消耗品と割り切って毎年購入するようにしましょう。

ヒーター利用時の注意!安全対策をしっかり行おう

水槽の水量を常にチェック、空焚きに注意!

アクアリウムの水は自然に蒸発し減るものですが、熱帯魚用ヒーターを使っていると水温が高くなるためそのスピードがより速くなります。毎日水の量を欠かさず確認して、必要に応じて水を足してください。特に小型サイズのアクアリウムの場合は要注意です。

水の量が減りすぎたりヒーターの設置方法が間違っていたりすると、発熱部分が空気中に出て空焚き状態になってしまうことがあります。空焚き状態のまま使用を続けると発火する可能性があり、大変危険です。

ヒーター使用時は水量を確認すること、正しく設置することを心がけましょう。

トラッキング火災に注意!

水底のコリドラス

火事には注意してね

熱帯魚用ヒーターは秋から春先の間の長期間に渡って使用するため、その間コンセントを指しっぱなしになることが多いものです。

そのためコンセントにホコリやゴミがたまり、トラッキング現象による火災を引き起こす可能性があります。アクアリウム周辺だけではなくコンセント周辺の掃除も忘れないようにしてください。

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