おすすめの熱帯魚用ヒーターの種類5選!ヒーターの選び方の目安とは?
集合住宅でも比較的手軽に飼えるペットの1つ、熱帯魚。近年自宅でアクアリウムを楽しんでいる人が増えています。そんな熱帯魚たちの水槽には冬場のヒーター設置が必須だと知っていますか?今回は水槽の大きさや使い方別におすすめのヒーターを紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
熱帯魚の水槽へのヒーターの必要性
アクアリウムを室内に設置している方が多いと思いますが、そもそもなぜヒーターを設置する必要があるのでしょうか。理由としては冬場は室内でも温度が10度以下になるため、それに伴ってアクアリウム中の水温も下がってしまうためです。
熱帯魚は名前の通りアマゾンやインドネシアなどの熱帯が由来のものが多く、寒さに弱いものがほとんどです。熱帯魚を飼育する以上、冬場のヒーター設置による温度管理は必須と言えます。アクアリウムを立ち上げる時は必ず水温計を設置し、ヒーターを設置する場所も考えておきましょう。
まれにヒーター無しで越冬させる人もいますが、低い水温は必要以上に熱帯魚たちの体力を消耗させてしまいます。最悪の場合死んでしまうリスクが高いことを覚えておいてください。
ヒーターの種類と選び方の目安
熱帯魚用ヒーターは大まかに4つの種類に分類されます。まずはそれぞれのタイプについてメリットとデメリットを説明し、アクアリウムのサイズやタイプごとにおすすめのヒーターを紹介していきます。
熱帯魚用ヒーター① オートヒーター(温度固定式)
一番手軽で使いやすいタイプの熱帯魚用ヒーターです。
30cm以下のアクアリウムを温度管理する場合はオートヒーターが使いやすいでしょう。小型のアクアリウム向けの物が主流でしたが、最近は大型のアクアリウムの温度管理にも使用できるものが増えています。
メリット
- コンセントにつなぎ水槽の中に入れるだけで水温を調整してくれる
- 設定温度は26℃固定のものが多く温度管理の手間がない、ほとんどの熱帯魚に使える
- 小型で安価なものが多い
デメリット
- 設定温度の変更ができないため、細かく温度管理をしたい場合には不向き
- 全ての機能が一体化しているため、壊れやすく寿命が短い
- 壊れてしまった場合、部分的に交換して使うことができない
熱帯魚用ヒーター② 温度可変式ヒーター
基本的な機能は上のオートヒーターと同じですが、温度を調整することができる熱帯魚用ヒーターです。
メリット
- コンセントにつなぎ水槽の中に入れるだけで温度管理をしてくれる
- 設定温度を自由に変えることができる
- サーモスタット型よりは安価
デメリット
- 全ての機能が一体化しているため、寿命が短め
- 壊れてしまった場合、部分的に交換して使うことができない
熱帯魚用ヒーター③ ヒーターとサーモスタットのセット
オートヒーターとは異なり、ヒーター部分とサーモスタット部分を組み合わせて使う熱帯魚用ヒーターです。ヒーターもサーモスタットも多くのメーカーや型番があるため、好きな物を組み合わせて使うことができます。
熱帯魚を飼うならヒーターは必須です。