アロワナの飼い方・注意点と飼育設備にかかる費用をご紹介!
美しく堂々とした姿から人々を引きつけてやまない熱帯魚、アロワナ。お金持ちが飼っている、飼い方が難しそうというイメージがありますが、飼ってみたいと言う方も多いのではないでしょうか。今回はアロワナの飼い方や必要となる設備のこと、飼育の注意点を解説していきます。
最終更新日2020.05.06
アロワナを飼育してみたい
大型で美しい熱帯魚、と言われるとアロワナを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アロワナを飼ってみたいと考えた時、寿命はどれくらいなのか、どんな飼い方をすれば良いのか、飼育するためにどんなものが必要なのか……またそれらを用意するためにはどの位の費用がかかるのか気になりますよね。
お金がかかる熱帯魚というイメージも強いアロワナですが、実際のところ飼育するためにはどのくらいのスペースや費用が必要なのか、どんな注意点があるのか画像も合わせて見ていきましょう。
アロワナについて
アロワナは大型の古代魚の仲間です。いくつかの種類がありますが、ここではペットとしてよく飼われているアロワナ3種をあげ、その大きさや寿命、性質について画像を合わせて解説していきます。
種類
シルバーアロワナ
- 原産地:南米の河川(ペルー、ブラジルなど)
- 大きさ:最大で1m程度
- 注意点:非常に大きくなる
数が多いため入手しやすく、価格が安いことからペットとしての人気が高い種類です。現地では食用にされたり、スポーツフィッシングの対象にされたりと様々な形で利用されています。
ブラックアロワナ
- 原産地:ブラジルの河川(ネグロ川、ブランコ川の一部)
- 大きさ:最大で90cm程
- 注意点:水質にうるさい
シルバーアロワナよりも成長は遅めです。
アジアアロワナ
- 原産地:東南アジアの河川(インドネシア、マレーシアなど)
- 大きさ:最大で90cm程
- 注意点:信頼のおけるショップで購入する必要がある
実は野生では数を大幅に減らしていて、絶滅危惧種に指定されています。野生のアロワナを捕獲したり販売することはできませんが、東南アジアの各国に養殖場がありそこから世界中に輸出されています。
アジアアロワナを専門に扱う店も多く、現在ではペット用アロワナの主流となっています。
大きさ
種類や品種にもよりますが、成魚になると60~100cmの大きさとなります。
適切なサイズの水槽を用意すれば、成長に伴ってどんどん体が大きくなっていきます。
寿命
アロワナの寿命は10~20年程です。
種類による寿命の差は特にありません、長い時間を一緒に過ごすことができることが大きな魅力の1つです。
体の大きさと長い寿命、美しい色がアロワナの魅力です。