チンチラのケージのおすすめ5選と選び方のポイントをご紹介!

チンチラを飼おうとしているみなさん、備品を揃えるとき、ケージをどれにしたらいいか迷いませんか?チンチラのケージといってもさまざまな種類がありますよね。チンチラが1日の大半を過ごす場所ですから、しっかりと選んであげたいもの。どんな基準で選んだらいいのでしょうか?
最終更新日2020.05.06
チンチラにとってケージとは?
チンチラにとって、ケージとはどんなものなんでしょうか?
人間で言えば、家と同じです。1日の大半を過ごし、ご飯を食べ、トイレをしたり、遊んだりします。寝たり休んだりして、リラックスすることもありますね。
私たち人間にとって、家がくつろぎの場であるように、チンチラにとっても生活する中で重要なものなのです。小さな体のチンチラにとって、寿命を左右すると言っても過言ではありません。
愛するチンチラが、安全に、快適に、安心して過ごせるようなケージ選びをしてあげましょう。
チンチラのケージの選び方
チンチラ用のケージを選ぶとき、ポイントがいくつかあります。
- サイズ
- 素材
- 隙間の感覚
- 扱いやすさ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
サイズ
チンチラは、走り回ったり飛び跳ねたりする動物です。運動不足はストレスが溜まる原因にもなりますので、広めで高さがあるケージを選ぶようにしましょう。
ただ、ベビーの時から高さがあるケージで過ごすと、高さに慣れておらず落下の危険もありますので、最初は低いケージ、成長してきたら高さのあるケージに引越しすると、ケガのリスクを抑えることができます。
また、回し車や巣箱、砂浴び場などもケージの中に設置しなければならないため、狭いケージでは身動きが取れなくなってしまいます。
理想の大きさは、幅80cm前後、奥行き50cm前後、高さ100cm前後のものです。小動物にしては大型のケージが必要になります。もし広さを確保できない場合は、高さを重視して選んであげるといいでしょう。
素材
ケージの素材を選ぶときに重視するポイントは
- 齧られても耐えられるか
- 通気性は良いか
齧られても大丈夫な素材
チンチラが齧っても大丈夫で、サビに強い素材。それは無塗装のステンレスです。
ただ、ステンレスは値段も高くなってしまいますので、手が届かない場合もあると思います。その場合は、メッキ加工のされたものを選びましょう。ビニール被膜や、樹脂塗装のものは、齧った時に剥がれてしまい、チンチラに悪影響になることがあります。
通気性の良さ
通気性の良さで選ぶとすれば、やはり金網タイプのものでしょう。似たような小動物でハムスターがいますが、ハムスターは衣装ケースや熱帯魚用の水槽で飼育している人もいます。しかし、それでは通気性が全く良くありません。
チンチラは本来、アンデス山脈という乾燥した地域で暮らしている動物です。ほとんど湿気がありません。日本とは真逆のような場所で暮らしているので、通気性を良くして、湿気のない生活環境を整えてあげましょう。
隙間の感覚
先程、通気性の良さで選ぶと金網のケージがオススメ、と書きましたが、金網のケージを選ぶ際に注意していただきたいことがあります。それは、「隙間の間隔」です。
1.5cm×1.5cmくらいの隙間のケージが理想です。不適切な隙間のケージで飼育すると、足を引っかけて骨折してしまったり、首が抜けなくなったりする事故につながりかねません。最悪の場合、死亡してしまうこともあります。特に、床部分の金網は要チェック。
もし金網の隙間の大きさが心配な場合は
、細かい隙間の金網を、別で追加するなどの対処をしておくと良いでしょう。
金網と受け皿の隙間
金網の隙間の間隔にはもちろん注意しなければならないのですが、意外と見落としがちなのが金網と受け皿の隙間です。
ケージは、金網の柵をプラスチックなどの受け皿に乗せて固定しているものが多くあります。その受け皿と金網の間も、隙間があり、そこに足を挟んでしまうことがあるのです。
金網の隙間以外の部分も、しっかり見ておきましょう。