ロシアンブルーってどんな猫?性格や飼い方・値段についてご紹介!
今回の記事では賢く、飼い主に忠実な猫として知られているロシアンブルーについてです。ロシアンブルーの特徴・性格・凶暴性・飼いやすさ・気になる抜け毛など、ロシアンブルーの可愛らしい幼少期の画像と動画をふくめて分かりやすく解説します。
最終更新日2020.05.06
ロシアンブルーってどんな猫?
ロシアンブルーはロシアで自然発生した猫と言われています。分かりやすくいうと、ロシアでは一般的な野良猫です。
第二次世界大戦中に数が減り絶滅の危機に陥りましたが、イギリスやアメリカの手によってブリティッシュ・ブルーとシャムネコと交配させ、かつてのロシアンブルーの姿を取り戻すことができました。なので現在のロシアンブルーは原産国がロシアではなくイギリスと記載されていることもあります。
特徴
ロシアンブルーの毛色で正式に認められている色の種類は1色のみで、名前にもあるブルーカラーだけです。それ以外の色は正式なロシアンブルーとは認められていません。
大きさ・体重
- (オス)体長:40~60 cm・体重:4.5kg~5.5kg
- (メス)体長:30~50 cm・体重:2.5kg~4.0kg
【生後1ヵ月~12か月の(ロシアンブルー)平均予測体重】
生まれてからの期間 | 平均体重(㎏) |
生後1ヵ月 | 0.5~1.0kg |
生後2ヵ月 | 1.0~1.5kg |
生後3ヵ月 | 1.5~2.0kg |
生後4ヵ月 | 1.5~2.2kg |
生後5ヵ月 | 1.7~2.7kg |
生後6ヵ月 | 2.0~3.5kg |
生後7ヵ月 | 2.0~3.5kg |
生後8ヵ月 | 2.5~4.0kg |
生後9ヵ月 | 2.5~4.0kg |
生後10ヵ月 | 2.5~4.0kg |
生後11ヵ月 | 2.5~4.5kg |
生後12ヵ月 | 3.0~4.8kg |
※個体によって体重は変わりますので目安として見て下さい。
目の色
ロシアンブルーの特徴は、鮮やかなエメラルドグリーンの綺麗な目の色になります。しかし、このエメラルドグリーンは子猫の時には見られず個体によっても独自の目の色をしており、成長とともにロシアンブルーの特徴的なエメラルドグリーン色に変化します。※目の色がエメラルドグリーンに変化するまで2年前後かかる個体もいます。
生まれたばかりの子猫の目は、メラニン色素の定着が不十分なために「キトンブルー」と言われる幼少期限定に見られる瞳の色になります。
寿命
ロシアンブルーの平均寿命は13歳前後です。
ロシアンブルーがなりやすい病気は以下の種類があるので飼育するときは気をつけましょう。
尿石症
尿に含まれるリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が結晶化して石状になり、尿道を詰まらせる原因を作ります。尿石症の原因は与える食事や飲水量の減少、細菌の尿路感染、遺伝的体質などがあります。
腎臓病
腎臓病はロシアンブルーだけでなく、猫全般にかかりやすい病気です。猫が腎臓病になる原因は明らかにされていませんが、元々猫は砂漠で生活していた生き物なので、他の動物に比べて飲む水の量が少なく、その分オシッコが濃縮して出ます。それにより、腎臓に負担がかかっているのではないかと言われています。
糖尿病
糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなっている状態のことです。糖尿病の原因は食べ過ぎや運動不足、肥満などがあげられます。ロシアンブルーの場合、体重が5kgを超えると肥満猫と認識されるので注意して下さい。
子猫の画像
成猫と子猫が並ぶと大きさや仕草が変わってどちらも可愛いですね。
動画はいかがでしたか?子猫達の仕草に癒されますね。
値段
ペットショップ購入の場合
平均の値段が約20万円前後になります。
専門ブリーダーから購入した場合
平均の値段が16~30万円前後になります。
ペットショップで購入するよりも専門ブリーダーから購入すると値段の相場が6~10万円安くなります。また、ブリーダーから買うメリットとして、子猫の特徴や正しい飼い方をペットショップより詳しく教えてもらえることです。オス・メスで大きく金額の差はありませんが、生後間もない子猫の場合は販売価格が20万前後からと値段が高くなります。
そのほかに値段が高くなる要素としては、「親がキャットショーのチャンピオンを取得している」「容姿が良い」「光沢ある毛並み」「綺麗な瞳の色の子」などがあります。
【英語名】Russian Blue ロシアンブルー
【原産国】 ロシア