ロシアンブルーってどんな猫?性格や飼い方・値段についてご紹介!

ロシアンブルーってどんな猫?性格や飼い方・値段についてご紹介!

今回の記事では賢く、飼い主に忠実な猫として知られているロシアンブルーについてです。ロシアンブルーの特徴・性格・凶暴性・飼いやすさ・気になる抜け毛など、ロシアンブルーの可愛らしい幼少期の画像と動画をふくめて分かりやすく解説します。

big・maria
ライター

big・maria

トリマーと動物愛護管理士の資格を持っているbig.mariaです。最近では15歳になる老犬のtarutoくんに「長生きしろ~」と念を送りつつ毎日愛犬に癒されている日々を送っています(笑)

記事の目次

  1. 1.ロシアンブルーってどんな猫?
  2. 2.ロシアンブルーの性格
  3. 3.ロシアンブルーの飼い方
  4. 4.ロシアンブルーの抜け毛

ロシアンブルーってどんな猫?

ロシアンブルー外

【英語名】Russian Blue ロシアンブルー 
【原産国】 ロシア

ロシアンブルーはロシアで自然発生した猫と言われています。分かりやすくいうと、ロシアでは一般的な野良猫です。

第二次世界大戦中に数が減り絶滅の危機に陥りましたが、イギリスやアメリカの手によってブリティッシュ・ブルーとシャムネコと交配させ、かつてのロシアンブルーの姿を取り戻すことができました。なので現在のロシアンブルーは原産国がロシアではなくイギリスと記載されていることもあります。

特徴

ロシアンブルーあくび

ブルーの毛並みに、エメラルドグリーン色の綺麗な瞳を持つ可愛らしいロシアンブルーの特徴をご紹介します。

ロシアンブルーの毛色で正式に認められている色の種類は1色のみで、名前にもあるブルーカラーだけです。それ以外の色は正式なロシアンブルーとは認められていません。

大きさ・体重

  • (オス)体長:40~60 cm・体重:4.5kg~5.5kg
  • (メス)体長:30~50 cm・体重:2.5kg~4.0kg
ロシアンブルーの大きさはメスの方がオスより一回り小さく丸みを帯びた体格をしています。オスの場合はメスより骨格がしっかりしている分、顔全体がメスより大きいのが特徴です。

【生後1ヵ月~12か月の(ロシアンブルー)平均予測体重】

生まれてからの期間 平均体重(㎏)
生後1ヵ月 0.5~1.0kg
生後2ヵ月 1.0~1.5kg
生後3ヵ月 1.5~2.0kg
生後4ヵ月 1.5~2.2kg
生後5ヵ月 1.7~2.7kg
生後6ヵ月 2.0~3.5kg
生後7ヵ月 2.0~3.5kg
生後8ヵ月 2.5~4.0kg
生後9ヵ月 2.5~4.0kg
生後10ヵ月 2.5~4.0kg
生後11ヵ月 2.5~4.5kg
生後12ヵ月 3.0~4.8kg

※個体によって体重は変わりますので目安として見て下さい。

目の色

ロシアンブルーの特徴は、鮮やかなエメラルドグリーンの綺麗な目の色になります。しかし、このエメラルドグリーンは子猫の時には見られず個体によっても独自の目の色をしており、成長とともにロシアンブルーの特徴的なエメラルドグリーン色に変化します。※目の色がエメラルドグリーンに変化するまで2年前後かかる個体もいます。

生まれたばかりの子猫の目は、メラニン色素の定着が不十分なために「キトンブルー」と言われる幼少期限定に見られる瞳の色になります。

キトンブルー

キトンブルーの目の色です。

ロシアンブルーアーバン

同じロシアンブルーでも各個体でもっているメラニン色素の量が違うので、成長したあとでも少し黄色が強く出たり、青みが強く出たりします。

ロシアンブルー瞳

成猫で、エメラルドグリーン色になります。

ロシアンブルー黄色目

成長した後も目の色の黄色みが強く出ている子がいますが、そういった子は純粋のロシアンブルーではなく他の猫種とかかっている可能性があります。

ロシアンブルーの目の色は何色?【見本/成長過程】のイメージ
ロシアンブルーの目の色は何色?【見本/成長過程】
柔らかくシルバーブルーの被毛が美しいロシアンブルー。とても特徴的な目の色をしているのをご存知ですか?実はロシアンブルーの目の色には、成長過程における秘密があったんです。この記事ではロシアンブルーの目の色を見本を交え、成長過程と共にご紹介します。

寿命

ロシアンブルーの平均寿命は13歳前後です。

ロシアンブルーがなりやすい病気は以下の種類があるので飼育するときは気をつけましょう。

尿石症

尿に含まれるリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が結晶化して石状になり、尿道を詰まらせる原因を作ります。尿石症の原因は与える食事や飲水量の減少、細菌の尿路感染、遺伝的体質などがあります。

腎臓病

腎臓病はロシアンブルーだけでなく、猫全般にかかりやすい病気です。猫が腎臓病になる原因は明らかにされていませんが、元々猫は砂漠で生活していた生き物なので、他の動物に比べて飲む水の量が少なく、その分オシッコが濃縮して出ます。それにより、腎臓に負担がかかっているのではないかと言われています。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなっている状態のことです。糖尿病の原因は食べ過ぎや運動不足、肥満などがあげられます。ロシアンブルーの場合、体重が5kgを超えると肥満猫と認識されるので注意して下さい。

子猫の画像

子猫

ロシアンブルーの可愛い子猫の画像と動画をご覧下さい。

成猫と子猫が並ぶと大きさや仕草が変わってどちらも可愛いですね。

動画はいかがでしたか?子猫達の仕草に癒されますね。

値段

お昼寝猫

ロシアンブルーの相場は15~30万円です。

ペットショップ購入の場合

平均の値段が約20万円前後になります。

専門ブリーダーから購入した場合

平均の値段が16~30万円前後になります。

ペットショップで購入するよりも専門ブリーダーから購入すると値段の相場が6~10万円安くなります。また、ブリーダーから買うメリットとして、子猫の特徴や正しい飼い方をペットショップより詳しく教えてもらえることです。オス・メスで大きく金額の差はありませんが、生後間もない子猫の場合は販売価格が20万前後からと値段が高くなります。

そのほかに値段が高くなる要素としては、「親がキャットショーのチャンピオンを取得している」「容姿が良い」「光沢ある毛並み」「綺麗な瞳の色の子」などがあります。

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