マンチカンの平均寿命は何歳？ギネス記録や長生きさせるポイント6つを紹介！

マンチカンは生まれつき太りやすいです。体重が増えすぎると「椎間板ヘルニア」という病気にかかるリスクが上がってしまうので、普段から飼い主が意識して運動させることが重要です。マンチカンは「短足」と「足長」の2種類に分けられるのですが、特に短足の子の方がこの病気にかかりやすいと言われています。

マンチカン自身は遊ぶのが好きな子が多いので、飼い主さんがおもちゃを使って一緒に遊んでくれれば喜んで動き回ってくれると思いますよ。

子猫である時はカロリー消費量が多いので体の成長を助けるためにもご飯を多めに食べさせてあげることが必要ですが、成猫になるとカロリーをなかなか消費できない体質に変わってしまいます。そのため、大人のマンチカンには出来るだけバランスが良くカロリーの低いご飯をあげるようにしてください。「糖尿病」になるリスクを低下させるためにおやつをあげる頻度も次第に少なくしていきましょう。

7歳以上を過ぎた高齢のマンチカンには少量でたんぱく質がたっぷり摂取出来る「鶏ささみ」をあげるのがおススメです。

完全屋内飼いの猫は外に出る猫よりも平均寿命が2年以上長いことが証明されています。そのことから猫を長生きさせるためには屋内飼いの方が適しているといえるでしょう。

屋内で飼うと外と比べて動き回れるスペースが制限されてしまいますが、キャットタワー等を置いてあげることで上下にも動ける環境を作ってあげられますよ。運動不足の解消法の一つとして是非参考にしてみてください。

避妊・去勢手術は子供を作らせなくするための手術であることはご存知かと思いますが、他にも性別があることでかかりやすい病気の対策や繁殖期に感じるストレスを軽減することにも効果が期待出来ます。

ストレスは猫の健康に良くない影響を与えてしまうので、長生きさせたいならば猫にとってストレスフリーな生活が送れるよう考慮してあげましょう。

万が一重い病気にかかってしまったとしても早期に発見出来れば助かる可能性が高くなります。私たちでは気付けないような病気はたくさんあるので、定期的に動物病院に連れていき病気にかかっていないか専門家の目で診てもらうようにしましょう。

高齢期に入った猫の体調管理は特に慎重に行うようにしてください。

猫は全身が毛におおわれている動物なので、抜け毛がとにかく多いです。毎日丁寧にブラッシングをしてあげてください。ブラッシングが足りないと猫は抜け毛を飲み込んでしまうことがあり、それがお腹にたまってくると「毛球症」という病気を発症する恐れがあります。

この病気のもう一つの対策として、食物繊維が豊富に含まれる毛玉除去用のキャットフードを与えるという手もあるので不安な方はこれをあげるようにしてください。

マンチカンの寿命や長生きさせるための方法について理解して頂けたでしょうか。

マンチカンは様々な種類の猫を掛け合わせて生み出された品種なので、もともと存在していた野生の猫たちと違って肥満体質で病気になりやすいというデメリットを持っています。

そのため飼育する上で注意しなければならない点が多いですが、一度飼って慣れてしまえば他の猫を飼っているのと同じような感覚で育てて頂けるようになると思います。

マンチカンを飼うことを検討されているという方は、マンチカンの寿命を考慮した上で最後まで可愛がるという責任を持って飼うようにしましょう。