亀は本当に長生きなのか?亀の平均寿命や寿命が長い理由について

亀は本当に長生きなのか?亀の平均寿命や寿命が長い理由について

「鶴は千年、亀は万年」と昔から言わていますが、実際に亀は本当に長生きなのでしょうか?亀の種類とその平均寿命についてご紹介していきます。またなぜ亀は寿命が長いのかご紹介していきます。

gekco
ライター

gekco

犬猫アレルギーだけど生き物が好き、という悲しい性からか、フワフワでもモフモフでもない生き物に惹かれ続ける35歳。結婚して一児の父となったものの、カメやヘビ、トカゲなど多数飼育中。自然科学教室の講師なども引き受け、分かりやすさとアイデアの豊富さで好評を博している。

記事の目次

  1. 1.亀の寿命
  2. 2.やっぱり亀は長生き!亀の平均寿命について
  3. 3.亀の寿命はなぜ長いのか?
  4. 4.最後に

ちょっとかわいそうな話ですが、何もない船倉に閉じ込められても数か月生きているほど丈夫な動物なのです。

甲羅がある

亀は例外なく、体を固い甲羅で守っています。

そのため、ある程度の大きさになれば、肉食動物に食べられてしまうことがないのです。

著者は以前、アメリカのフロリダで亀を捕まえたことがありますが、その甲羅には明らかにワニだと思われる歯型がついていました。

つまり、私が捕まえた亀はおそらくワニの襲撃から生き残ったことになります。

のんびりと生きている

基本的に、動物は心拍数が早いほど、専門的な表現をすれば「代謝が高い」ほど、細胞寿命が縮み、結果的に短命になります。

亀は総じて代謝が低く、ゆったりとした動物です。

そのため、亀より代謝の高い人間からみれば、亀は寿命の長い動物に見える、ということになります。ちなみに、脊椎動物の最高齢は亀ですが、貝の仲間では500年以上生きるものが知られています。彼らの寿命がなぜ長いのかといえば、脊椎動物よりも圧倒的に代謝が低いからです。

最後に

亀は本当に長寿なのか、その寿命はなぜ長いのか、理由を含めて解説してきました。
ペットとして飼われることの多い種類でも、大事に飼えば60年くらい生きる可能性を秘めています。

もし亀をペットにしようと思っているのなら、ちゃんと飼いきれるかどうかよりも、自分の後にきちんと飼ってくれる人を見つけられるかを考えたほうがいいかもしれませんね。

ちなみに、この記事を書いている筆者は35歳ですので、今からふ化したばかりの亀を飼いだすと、筆者が95歳になってもまだその亀が生きている可能性があります。

自分が飼おうと思っている亀は何年生きるのか、よく確認しましょう。

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