【衝撃!!】チャウチャウは中国で食用犬だった?
チャウチャウは犬食文化がある中国では古くから食用とされていました。犬を家族として大切にしている今の時代にはなかなか受け入れられないことですが、現在も犬食文化のある国もあります。チャウチャウの歴史や犬を食用としている犬食文化について紹介します。
最終更新日2020.05.06
チャウチャウの歴史
チャウチャウは中国原産の犬です。
その誕生は古く、2000年以上前から存在している犬とされています。
古くから猟犬として働いてきましたが、何と「食用」にも使われるようになりました。
猟犬は運動神経をよくするための改良をおこなう場合が多いですが、チャウチャウの場合は食用としても使われていたため太りやすいほうが良いとされ、運動神経を良くする改良はされませんでした。
1880年代に輸出が始まり、中国以外でも飼育されるようになりました。
青い舌が特徴的な犬ですが何のためのものなのかは明らかにされていません。
チャウチャウは中国で食用犬だった?
チャウチャウの肉を始め犬肉は古代中国では体を温める効果のある食材として注目されていました。
そのため肉は食用に、骨は漢方に、皮はコートなどの衣類に使われてきました。
ペットを愛する方が多い方からしたら信じられないことですが、犬食文化を持っている国は多く存在します。
どのようなチャウチャウが食用にされるのか、どのような料理になるのかなど紹介します。
食用のチャウチャウの繁殖
食用に使われるチャウチャウは、専用に繁殖されたチャウチャウを使用します。
純血のチャウチャウを高価なため、使用することはめったにありません。
チャウチャウや食用犬の料理
犬食文化のある国には犬肉専門の販売店や飲食店も存在します。
犬の肉を使った料理は焼いたり炒めたり出汁をとったりと種類は豊富にあります。食感はイノシシ肉に似ていて臭いが強く、癖があるといわれています。見た目もそのまま形のあるものが出てくるものもあれば、切り落として犬と分からない状態で出てくるものもあります。食べなれてない人にとってはとても臭く、美味しくないもののようです。
食用にされる犬の種類としてはチャウチャウ以外にも茶色の毛色の犬が美味しいとされ、茶色の毛色の犬は赤犬食用とされることが多いです。
残酷な犬肉祭り
中国では夏至に向けて犬肉を食べる風習があるため、玉林では毎年「犬肉祭り」が開催されています。
その祭りでは多くの犬が殺され、調理されて客に出されます。
犬の姿そのままの丸焼き状態で販売されたり、犬を使って調理するのを証明するために実際に犬を殺すのを客の前でおこなう店もあります。
また、殺し方も様々で、生きたまま煮る・吊り下げて焼くこともあります。犬は仲間を目の前で殺されるため非常に恐怖感を抱きます。そのような残酷なものであることから、全国から批判が殺到している祭りです。
祭りをやめるように嘆願書が多く寄せられています。
また、祭りに向けて多くの犬が必要なため犬を盗んだり病気の犬を料理することもあります。
病気の犬を食べることは人間の体にも影響があります。運搬中の犬の扱いも荒く、犬好きには非常に心の痛む祭りです。
犬食文化のある(あった)国
犬食文化は様々な国でおこなわれています。
犬食文化についてどの国でおこなわれているのか紹介します。
食用犬の繁殖・犬食文化のある国
タイ・タヒチ・ベトナム・フィリピン・中国などは現在でも犬食文化があります。
犬食文化がある地域として東南アジアが多いです。
犬と旅行するのが恐くなる飼い主も多いのではないでしょうか。